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Kemper公式エディターの操作解説

こんにちは、Yuuki(Yuuki_st57)です。

今日は先日発表されたKemper公式エディターの操作などを軽く解説していこうと思います。

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導入

まず発表されたエディターですが、従来のRIG Managerに機能が追加されたものになっています。

現在発表されているのはRig Manager 3 Public Beta 2 (Release 3.0.79) となっており、正式リリース前のβ版となります。※2020 3/10日現在正式リリースされています。Rig Manager 3 Release for(3.0.100)

正式リリースされているものでは無いため、シビアな現場で使うのは避けたほうが良いかもしれません。

なのでこの記事を参考に導入して何かトラブルが起きても責任は取れません…その点ご了承ください。

まずRIG MANAGER、Kemper本体のOSのアップデートする方法を解説します。知ってる方は飛ばしてください。

公式HPからSUPPORT→DOWNLOADと進み、FILTERのプルダウンメニューからRIG MANAGERを選択します。

そうするとバージョンごとに表示されると思います。

ここで一番新しいもの、またOS毎に異なるのでお使いのPCに合った物を選んでください。

iPadのバージョンは残念ながらありません…

あとは普通にインストールし、同時にKemper本体のOSもアップデートします。

FILTERのメニューからOperating System Beta Versionsを選択。

STAGE用とラックタイプ、ヘッドタイプは別々になっているので注意しましょう。これをDLしたあと解凍、中にあるKaos.binをKemper本体でフォーマットしたフラッシュメモリのOS UPDATEの中に入れます。

その新しいOSが入ったフラッシュメモリをKemper本体に挿し込むと選択肢が出るので、Yes。それでしばらく待てばアップデート完了です。

メジャーアップデートの場合、PCとKemper本体を繋いでいればRIG MANAGERを通してOSアップデートも可能ですが、β版の場合は上の手順でやったほうが良いと思われます。

エディター基本操作

さて、無事にRIG MANAGERをエディター付きにアップデート出来たでしょうか?

Browserモードでエディター表示させるとこんな感じの画面になっていると思います。

色が今までのRIG MANAGERと違い、iPhoneなどのダークモードっぽい感じになっています!

エディターの操作…といっても解説する程難しくありません。プラグインシミュレーターや他のプロセッサーのエディター(HX Edit)等と基本は一緒と言って大丈夫でしょう。

Kemperのエディターは画面下に操作パネルがあります。

基本的にはここのツマミをマウスで操作する事で数値を変えていく作業になります。

アンプセクションはGAIN、EQの他、Definition、Power Sagging…などの数値が表示されています。各パラメーターの役割はマニュアルを見てもらうとして、Kemper本体だと画面が小さく、ページを切り替えないといけなかったのがすべて一つの画面で表示されているため、非常に操作性が良いです。

キャビのパラメーターは4つです。

各ツマミを右クリックするとこの様な文字が出るのですが、上はデフォルトの数値に戻す、下は最後に保存した時の数値に戻すボタンなので、いじりすぎて変になってしまった!という時はこれを選べば元に戻せます。

エフェクトのブロックの右上を押すとLOCKになります。こちらは今まで通り、他のRIGに移動してもパラメーターを保持したままエフェクトがかかります。

俺はノイズゲート、ブースターなんかはいつも同じ設定にしていることが多いためLOCKしています。

ブロックを右クリックすると出る画面です。タイプの選択、有効/無効の切り替え、ロック操作が行えます。

つまみをcommandキー(Macの場合)を押しながらクリックするとモーフィングの値を設定することも出来ます。

プリセット、キャビ(IR)の読み込み

今までの操作で気づかれた方はいるかもしれませんが、エフェクトのプリセットの切り替え、キャビの選択は下の画面では出来ないため、上の画面から持ってくる事になります。

このALL Presetsを選択すると右の画面いっぱいにプリセット、キャビが表示されます。

また、キャビシミュ(IR)の読み込みは上のメニューから行えます。

Import Impulse Responsesからお持ちのIRを選べます。

下の段でエフェクトブロックを選び、対応したエフェクトのプリセットを選ぶことで、いい感じに設定されたエフェクトを使うことが出来ます。

しかし、キャビやリバーブ等ごっちゃに表示されここの操作性はあまり良くないので…今後の改善に期待です。

保存(Store)について

いい感じにエフェクトの設定が出来たら忘れずに保存しましょう。

一番右下にStoreというボタンが有るので、そこをクリックすると本体に保存されます。

保存しないでRIGを切り替えたりすると数値が戻ってしまうので、こまめに保存するのが良いです。

今までKemper本体のボタンで保存するよりめっちゃ反応が速いので、正直ちょっと感動しました(笑)

ただ、Performanceモード時にStoreを押して保存してもMIDIスイッチャーを操作すると保存する前に戻ってしまうので(要検証、俺の環境だとそうなりました)Performanceモードのときは面倒ですが一々本体のボタンでStoreしましょう。

まとめ

まだβ版という事もあり、少し洗練されてない印象は受けますが、今までのKemper本体の操作より遥かに楽にエディットが出来るため、かなり可能性が広がるのではないでしょうか?

思った以上に動かせるパラメーターが多いため、ちょっと感動しました…

いままでKemperはAXE、HELIXに比べて出来ることが少ないと言われがちでしたが、もしかしたら本体で操作するややこしさがそういう印象を与えてたのかもしれません。

実際俺はエディターで細かく操作出来るようになり、かなり数値を追い込んで設定する事で、HX Stompをループに繋がなくてもエフェクトがいい感じに鳴るようになりました。

また、デジタル機器の利点として中のOS等のアップデートでエフェクトの質も良くなっている様なので、Kemper一台で何でも出来るという状況になってきていると思います。

STAGEユーザーの方なんかはエディターが出たことで相当使いやすくなって来たのでは無いかと思います。

ただ、メジャーアップデートではないため、過酷でシビアな現場で使用しているプロの方はもうちょっと待ったほうが良いかもしれません。

俺も使っていてβ版の不安定さは実感しているため(フリーズする、いきなりRIGManagerが落ちる)メジャーアップデートが待ち遠しいです。

ただ、趣味で弾く方なんかは参考にしていただいて、Kemperの新たな可能性を実感してほしいと思っています。

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