ストラディヴァリウスが現代の楽器に負けてると言われてる件について

※プライバシーの都合で一部画像を加工しています。

 

 

世界最高のヴァイオリンと言われているストラディヴァリウスが、現代製作家のヴァイオリンと比較され、負けるという実験結果を最近良く聴きます。

 

実際にどういう点で負けてしまったのか?という所はあまり掘り下げませんが、そもそもなぜストラディヴァリウスが最高峰と言われているのでしょうか?

 

以前、本物のストラディヴァリウスを(以後ストラディヴァリと表記)見て、弾いたことがあります。

その時は某楽器店の展示会で、ストラディヴァリ、ガルネリ・デルジェス、ガダニーニ、テストーレ、ガリアーノ等の、超ド級のヴァイオリンを何台も試奏できました。(全て5000万円以上のオールド楽器)

 

やっぱり、その中でも一番良いのはストラディヴァリ、次にデルジェス、と思いました。これは間違いありません(断言)

 

ストラディヴァリは、どんな曲を弾いても全くストレスが無く、音量も大きい、そして見た目が超キレイです。

デルジェスはパワーが有って、渋い感じの音ですが、そこまでストラディヴァリと音色の差はありませんでした。見た目は独特な迫力があります(少なくとも整ってはいない)

ちなみに、ガダニーニは音が滅茶苦茶太く、やや柔らかい感じ。テストーレはストラディヴァリから艶っぽさを少し抜いた感じ?という感想です。

ガリアーノは、上の楽器たちにはやや劣る感じ?でした。個体差かもしれませんが、ちょっときつい感じ。

 

ともかく、ストラディヴァリか、ガルネリ(デルジェス)なら、道具に対して文句のつけようがないと言えます。

ヴァイオリンは楽器のせいで上手く弾けないというのが割とあるので、例えば全く同じ技量の二人のヴァイオリニストが、ストラディヴァリと、ガリアーノをそれぞれ持たせると、ストラディヴァリの人の方が上手く聴こえるだろうと思います。

 

しかし、皆が高い楽器を買えるわけではないので、仕方がなく新作イタリア製や、古い東欧の楽器で我慢してるのが現実です。

 

はっきり言って、ストラディヴァリの音が、新作の楽器に負けるのは有り得ないというのは、ある程度の技量がある人なら説明しなくても分かります。

 

しかしストラディヴァリはもう300年以上経っていて、コンディションの問題や、高額すぎて保険に入らないといけないとか、そういう面倒な事が多いので、世界的ソリストも避けるという事があります。

 

私の学生時代の先生がストラディヴァリを所有(?)しているのですが、保険料がメルセデス・ベンツの車体価格並にかかると言うエピソードを話していました。

 

結局、皆ストラディヴァリは憧れだけど、普通は現実的に無理なので、何らかの代用品を使ってるというのが事実です。

 

金銭コスト、メンテナンス面を考慮しなければ、皆ストラディヴァリを使うでしょう。

私は個人的にはデルジェスが好きです。ストラディヴァリはちょっとキレイ過ぎて…

カルロ・ジュゼッペ・テストーレ

銘器紹介第二弾はテストーレです(・∀・)

198-01-600

実は僕はテストーレはかなり好きです笑、今まで弾いたことのあるオールドバイオリンで一番かな。ガダニーニよりも印象いいですw

細工は決して良いとは言えないし、パーフリングは手書きだし、美術的価値が低い所から値段がオールドにしては安めですが、音は本当に素晴らしいです。

 

最初に習った先生がテストーレを使ってて、その音が大好きだったんですよね、そんなこともあり一番好きな製作者です(*´ェ`*)

 

ちなみに、息子のカルロ・アントニオ・テストーレも似たような傾向で素晴らしい楽器です。この記事の画像はカルロ・アントニオですw

 

いつかは所有したい楽器です(*´艸`*)

ジョバンニ・バティスタ・ガダニーニ(G.B.Guadagnini)

銘器紹介第一弾はガダニーニです。

 

銘器紹介といってももちろん所有したことがある物ではないので割りとざっくりとした紹介になると思います。

とはいえ、触ったこともないような楽器を紹介するのは難しいので、偏ったラインナップになるかもしれませんw

あと銘器ともなると個人所有のものが多く掲載許可は頂けないことが多いので文章だけです。。

文章で想像してお楽しみください(・∀・)

 

とりあえずガダニーニですが、私が見た個体は薄い茶色の様な色で、渋い雰囲気でした。

細工も正直に表現すると、あまり綺麗ではなかったです。しかしやはりオーラは凄かったw

 

弾いた感じも見た目と同様渋い雰囲気のある音で、決して爆音では無いものの、遠くまで響く大変美しいシルバートーンでした(*´艸`*)

 

そうそう、末裔のフランチェスコガダニーニも弾いたことがありますが、流石ガダニーニの子孫だけあって美しい音でした。

こっちはなかなか音量もあり、若い人向けかもしれません。値段が若者向けではありませんでしたが、、(1千万弱)