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ヴァイオリンをお店や工房で試奏してみよう:準備と心構え

こんにちは、Yuukiです。

ヴァイオリンを買い換えようかな、とかイタリアの楽器ってどんな音がするんだろう…?とか思った事ありませんか?

ヴァイオリンは一つとして同じ楽器が無いため、実際に弾いてみたり音を聴いてみたりしないと買うのも不安ですよね。

また、展示会や楽器フェアで試奏自由ですと書かれていても尻込みしてしまったりすることがあると思います。

今回は楽器を選ぶ時、また興味があって試奏してみたい場合の心構えなどを解説していきます。

お店で試奏する場合

お店に来店して楽器を試奏したい場合です。

基本的には実力はほとんど関係ありません。

まったく触り方がわからない、楽器の持ち方もわからないレベルでしたら、店員さんや先生に音を出してもらって聴くのが良いですが、普通に音を出すことができれば初心者〜中級者でも大丈夫です。

来店予約する

基本的に、本格的にヴァイオリンを取り扱っている楽器店、弦楽器専門店、工房は予約制です。

大手のチェーン楽器店では飛び込み来店で触らせてくれる場合もありますが、基本的には来店予約をしておいたほうが良いでしょう。

今は感染症対策もあるのでやはり予約が必須だと思います。完全予約制のお店も多いです。

去年はともかく、今(2021年秋)ではアルコールの消毒、検温が出来ていれば試奏は大丈夫の場合がほとんどです。

試奏の意思を伝える

予約の際、試奏希望と伝えるべきですが、本気で購入する場合はともかく、ちょっと興味があって…くらいだと少し気が引けてしまいますよね。

しかし、しっかり試奏希望と伝えておいたほうが良いです。

予約の段階で試奏する意思を伝えておけばお店も準備がスムーズに行なえますし、在庫も用意しておいてくれます。

在庫を用意してもらうなんてなんか買わないとダメかな…と思ってしまいそうですが、ヴァイオリンは金額が安い物ではありませんし、気に入ったものが無くて買わないという場合も普通にあるので、気にせず大丈夫です。

今は買えないけど、それなりに高い楽器を試してみたい…という場合ですがこれも大丈夫です。

色々良い楽器を探している、単純にしっかりした楽器を弾いてみたいと伝えれば断られることは少ないと思います。

ただ個人的な工房や小さい楽器店の場合、一見さんでいきなり高額な楽器を見せてもらうのは怪しまれるというか渋られると思うので遠慮しておいたほうが良いと思います。調整や修理、小物を買ったりして信頼関係がある程度出来てからの方が良いかも。

見せてもらう楽器

まず予約の段階で予算、または目当ての楽器を聞かれると思います。

しっかりここは正直に答えるべきでしょう。よくわからない場合、イタリアの楽器が見たい、新しい楽器が見たい、古い楽器が見たい、などなど…ある程度抽象的でも大丈夫です。

予算や目当ての楽器を中心に数台用意してくれます。購入検討の場合、気に入らない楽器を下げてもらって違う楽器を出してもらって…というのを繰り返して候補の楽器を絞り込んでいく形になります。

例外的にオールド、モダン楽器などの高額すぎる楽器をいきなり出してもらうのは難しいです。楽器店と信頼関係、または実力が認められていないと難しいと思ったほうが良いです。

真贋がはっきりしていて名前が通っている古い楽器は家やかなりの高級車が変えるような金額です。

イタリアの新しい楽器は日本では在庫が潤沢にありますし、楽器店も主流商品にしているので基本的に見せてもらえると思います。

自分の弓などは持っていく

なるべく普段と同じ感覚の方が良いので、弓や肩当てを持参すると良いです。

弓を試奏する場合は自分の楽器ですね。

また、古い楽器の場合サイズがいろいろなので、ケースを持っていって問題なく入るか確認すると良いと思います。

ただ、ケースと弓を持っていくと本気で買う雰囲気になるので、興味本位の場合はお店の弓を使ったほうが良いかと…

アクセサリー、時計は外す

こちらは心構え的な部分です。

アクセサリーや腕時計は楽器に傷をつける危険性があるので、基本的にお店に出向くときは付けていかない、付けていても試奏の前に外すのが必須です。店員さんに言われる前に外すのがマナー。

あとはドレスコードじゃないですが、身なりを整えて行くことをおすすめします。まあ、ガラが悪くなければ大丈夫ですね。フォーマルすぎても変ですが少ししっかりした格好の方が明らかに好ましい対応をされます。

男性の場合ジーンズにTシャツ、よりはコットンパンツに襟付きシャツの方が良い、くらいの感じです。

それと、あご当て部分にハンカチやタオルなどを被せて汗や皮脂をなるべく付けないのが好ましいと思います。

音を出す

基本的に何を弾いても大丈夫です。

音階やエチュード、曲を弾いてもいいですし、クラシックじゃない曲を弾いても何も問題有りません!

ただ楽器を痛めるような奏法、特殊すぎる音を出す奏法は控えましょう…

テクニカルな曲を弾かないほうが良い、とかいう人も居ますが気にしなくて大丈夫です。普段演奏するジャンルの曲を気にせず弾きましょう。

楽器フェアで試奏する場合

楽器フェア、展覧会の場合少し事情が異なり、そもそも試奏会のような側面があるので割と凄い値段の楽器を触らせてもらえたりします。

ただ、取り扱いに自信がない場合はあまり桁違いの値段のものは触らないほうが良いでしょう。

プロ演奏家や先生レベルですと、誰でも知っているような銘器(ストラディヴァリ、グァルネリ、アマティなど)を弾ける予約制の展示会も極稀にありますが、名前や連絡先、身分証の提出が必要だったりします。

まあそういう楽器の話は置いておいて、基本的に楽器フェアや展示会は一回にいろいろな楽器を触れる機会なので、是非体験してみてはいかがでしょうか。

今年も科学技術館の秋の弦楽器フェアは中止になってしまいましたが、10月の秋葉原UDXでのフェアはあるそうです。こちらは小物やケースの出店も多くおすすめ。

日本製の巨匠の楽器があります

弦楽器専門店では外国製の楽器がメインですが、音や制作クオリティが非常に高く、外国製より少しお求めやすい楽器が日本にもあります。

プロを目指している学生さん、はたまたプロの活動をしている演奏家の方でも満足できるクオリティを誇る日本製の楽器をご存知でしょうか?

「東洋のストラディヴァリ」と呼ばれる陳昌鉉さん製作のヴァイオリンは、オーケストラ奏者、大学教授、ソリスト、ハイアマチュアなど本格派、一流の腕を持つ奏者にも好評を博しています。

数百年熟成された一流の木材、道具を使用し、寸分の狂いなく制作された楽器は国際製作コンクールで数部門で金賞と高く評価されています。

残念ながら陳昌鉉さんは数年前に他界されていますが、生前に制作された楽器を同じくヴァイオリン製作家の家族の方が受け継ぎ、調整して販売されています。

自分も以前数台楽器を見せてもらい、弾かせてもらいましたが素晴らしい出来で、すぐにでも演奏会で使えると思いました。

是非プロを目指す学生の方、コンクールを控えたお子様を持つ親御様、また現在演奏活動されている方など一度工房に訪れて楽器をお試し下さい。

本物、一流の楽器を見たい、さらなる高みを目指したいアマチュアの方もとてもおすすめの楽器です。

現在陳昌鉉さんの楽器はご家族が経営されている調布のJin工房で販売されており、修理や調整のアフターサポートも万全です。

Jin工房への試奏予約はこちら

まとめ

  • 目当ての楽器、予算をはっきりと設定
  • 実力はあまり関係ありません
  • 希少な楽器はお店と信頼関係が出来てからがベター
  • なるべくきれいな格好を心がける

色々書いてみましたが、あきらかにいたずら目的、態度が悪くなければ快く対応してくれるお店がほとんどです。

最初は緊張してしまうかも知れませんが、やはりヴァイオリンは試奏が絶対必要なので、色々なお店で見せてもらうのが大事です。

皆様の参考になれば幸いです。

以上、「ヴァイオリンをお店や工房で試奏してみよう:準備と心構え」でした。

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