こんにちは、Yuukiです。
KRKのモニタースピーカー
ROKIT5を使っていた
去年の秋頃からKRKのROKIT5 G4というモニタースピーカーを使っていて、モニターとしても優秀でリスニングにも良く気に入っていました。
Vシリーズが気になる…
しかし、某YouTubeチャンネルで上位機種のVシリーズは格が違うというコメントが有り、ずっとVシリーズが気になっていました。といっても値段がROKITの倍くらいするのですが…
と思いながら、趣味のハードオフ巡りをしていたところ、中古のVシリーズを発見しました!
ペアで…3万!とよく見たら一世代前のVXT4だったのですが、Vシリーズには変わらんだろうと。
とにかくROKITより上位のモデルという事ですね。
3万であればROKIT5を売って回収出来そうと思ったので買って来ました。
外観チェック
現行のROKIT5は曲面が少ないミニマルなデザインですが打って変わって丸みのあるデザイン。
ウーファーはケブラーですがまだこの頃はツィーターがケブラーではありません。
今までのROKIT5は5インチでしたがこのVST4は4インチで少し小さいサイズ感、ですが重量は2kg近く重いです。オーディオ的には重いのってかなり期待できますね。
特に気になる傷や汚れは無く状態良好といった所。
四角いデザインでないのでスタンドにうまくハマっていませんね(笑)
裏側です。
この頃はEQが無く、オートミュートなどの機能のスイッチがありますがうっかり触れて変わらないようにカバーが付けてあります。
システムレベルアジャストというのはボリュームですね。真ん中にしてあります。
よく考えられてるなと思ったのはネジが出っ張るタイプのプラスネジではなく埋込み型の六角ネジになっている所。凹凸があると服に引っかかったりして倒したり…というのの防止でしょうか。
もちろんRCA端子など余計な端子はありません。まさにプロ仕様!
ちなみに現行のVシリーズはもっとフラットな面になっています。
音を聴いてみる
肝心の音ですが、ハードオフでは試聴出来ませんでした…なので帰ってきてケーブルを繋いで初めて音のチェックになります。
Fractal FM3とバランスケーブルで接続して(最近はFM3をIFとして使っています)サウンドチェックです。
まず思ったのは音に元気があるということです。明らかにROKIT5とは低音の質感が違います。
ボワボワただ量が出ているわけではなく、臨場感があり奥行きがある低音です。
全体的に音に奥行きがありリアルなサウンドです。迫力があるとも言えると思います。
明らかに、ROKIT5よりツーランク以上上の音質に感じました。買って大失敗で無かったと一安心。
流石に定価が倍なだけあるな…と思いました。
心配なのはこのスピーカーで作曲したら良く聴こえすぎるのでは無いか?というところですが、プロの作家さんも使ってるスピーカーみたいなのでまあそこまでシビアに考えなくて良いかもしれません。
少なくとも自分はギターのモニタリング、リスニングがメインなので問題ありません。
リスニング用途でもかなり良い線行ってるのではないでしょうか。
あとFractalの音がよりリアルに感じます。本当にアンプから出てる音かの様で真空管アンプのあのチリチリした感じも再現出来ており弾いててとても楽しいです。Fractalも流石ですね。
Kemperを使っていた時は5150やMESAのハイゲイン系は特に不満無かったんですがMarshall系がちょっと使いにくいと感じており、しかしFractalのMarshall系は素晴らしいですね。
Plexiってこんないい音なのか…となりました。
Kemperは音の芯から歪んでいる感じがしますがFractalはもとのクリーンな音の外側の輪郭がサチュレーションを起こして歪んでる様な、よりリアルな歪み感に感じます。ちょっと分かりにくいですかね。
クリーンなんかも張りがあって良いと思います。うーんこうなってくるとやはりFractal完全勝利という感じですね…
というわけで、話が若干逸れましたがROKIT5はアプリで売りに出して無事希望額で売却できました。手数料分払ったくらいの感じでしょうかね。
おわりに
KRKのVXT4を中古で購入してみて、ファーストインプレッション的に感想を書いてみました。
モニタースピーカーも低価格帯中心に散々試してきましたがやはり価格が上のものは違いますね。3万円という破格で買えてラッキーでした。
最初から高価なものを選んでいれば結果的に損しづらいのかもしれませんね…といっても手頃なものを買ってしまいがちですが😅
それでは、「モニタースピーカーをKRK VXT4に変えました」でした。