Macで音楽を聴く場合、多くの人はiTunesを使っていると思います。
iTunesは視覚的に優れており、直感的にも操作しやすいのですが音質の面ではあまり良くありません。
Windowsでは特に顕著で、Macのほうがやや音は良いです。
音質の面で良いソフトはWindowsではFoobar2000などがありますが、Mac環境の場合Foobar2000は使えません。
Macの場合、特にiTunesを普段使っている人に音質的におすすめなのが、Audirvana Plus3です。
有料(74ドル)で、インターフェースも一見とっつきにくいので戸惑うが、音がとても良いです。
もちろんハイレゾ音源対応になっています。
疑似ハイレゾ、アップコンバートも可能なので、手持ちの音源もグレードアップして聴くことができます。
自分の設定ですがこれでCD音源を24bit 192kHzの疑似ハイレゾにアップサンプリングして聴いています。
15日の無料体験版があるので興味がある人は試してみると良いと思います。
設定の所は人によって環境が違うので割愛しますが、基本的にUSB DACやオーディオインターフェースなどの環境が整っている人向けなので、オンボードで聴いている人はまずDAC環境を整えたほうが良いと思います。
逆に環境が整っていてiTunesでは勿体無いと思うので、そういう人は是非試してみて欲しいです。
iTunesではFLAC等の音源は再生できないが、Audirvana Plus3なら再生可能なので、Windows環境から移行した人にもおすすめできます。
iTunes Integrated Modeといって、iTunesのライブラリで操作して音の処理をAudirvana Plusで行うモードもあります。こちらが結構便利かなと思います。下のプレイヤーのインターフェースが特徴的で、DACでアップサンプリングをしている表示が出ています。
音の感じは通すと開放感が増し、クリアで奥行きが出る感じです。google play musicなんかとは雲泥の差ですね。Play Musicは圧縮音源なので当たり前ではあるのですが…
ただmp3音源なんかでも、アップサンプリングすると結構良くなります。
以前はmacのサウンドドライバを通さない設定が出来たのでより高音質だったが、macOSの仕様上、そういうふうには出来なくなったようです。それでも十分音は良いです。
俺はWindows時代に貯めたFlac音源があるのでiTunesを通さない使い方をしていますが、この場合プレイヤー側で曲情報の変更などが出来ないため、曲情報タグを編集する場合iTunesから行う必要があります。その点はやや不便を感じます。
オリジナルのライブラリが見にくい&使いにくいため、基本的にはiTunes Integrated Modeで使うのが良さそうです。
HD650を購入してから音楽をよく聴いていますが、やはりいい音で好きな音楽を聴くのは良いですね。