Ryzenマシンを組み立てて1週間が経ち、大分安定動作するようになりました。
しかし、ブログにも書いたが最初の数日はトラブル続きで、もしかしたら失敗した?という感じだった。
まず音切れ。オーディオインターフェースのRubix22からの出音がひどくブツブツ言う現象。
これは電源オプションの見直し、ASRockユーティリティでパフォーマンスモードにすることで改善。
なんでもパフォーマンス重視にすれば良いというものではなく、一部省エネ設定にしたほうが良かった。とにかく色々いじったら治ったという感じ。
Youtubeで動画を再生しながら別タブに移動し、ブラウジングをする際に、動画のタブに戻ると動画がフリーズするという現象にも悩まされた。
これは結構何日も悩まされ、不調のHDDを外したり、ファンコントロールをいじったりしても治らず、結局ブラウザをFirefoxにしたところ改善。
Chrome、Vivaldiでだめだったため、Chromium系との相性問題だったのと思われる。
しかし安定動作すると中々良い感じ。動画編集、エンコード、DTMなどは思ったより軽く動くし、CPUの温度もアイドル時29度程と良好。
ケースが割とエアフロー重視なのと、リテールファンの性能が良いようである。
インテルのCPUはリテールファンだとうるさかったりするが、AMDのファンは割と良いですね。
しかしケースファンが3ピンなのもあり、ファンコントロールが効かなくうるさい。
重いゲームはやらないが、FF14ベンチは720pでやや快適と、まあ遊べなくはない性能。しかし快適にストレスなくやるんだったら1050tiくらいのグラボは入れたほうが良いかも。
紙芝居系のAVDゲームはフルHDでも快適。まあグラボが必要なADVゲームって無いんじゃないだろうか。
そういえば、組み立てる時にパーツを選定する際、メモリが異常に高い事に気がついた。以前は8GB×2でも一万円程だったが、今は倍以上になっている。グラボも高騰気味で、何かと思ったら仮想通貨マイニングのブームの影響らしい…中国人が買い占めてるらしく在庫が無いそうで。
GTX1050tiも15000円程だったのが2万を超えている。このタイミングでグラボは買いたくないが、いつ落ち着くかもちょっとわからない状況。
Ryzen3 2200Gはちょっと前のi5並の性能と言われるが、確かにそんな感触。普通の作業で固まることはまず無いし、負荷をかけて不安定になる様子もない。設定を詰めたらかなり快適という感じ。
しかし自作慣れしていないとやや厳しいかも?トラブルが起きた時に自力でどうにかできない人には厳しいと思う。2万ちょいでi58400が買えるし、わざわざRyzenを選ぶのは面白半分くらいでないと。私はRyzenが出たときからやや気になっていたので、今回のようにコスパの良いPCが組み立てられて満足。
インテル i5の内蔵グラフィックだとADVのフルHDも厳しいし、このRyzen3の内蔵グラフィックはとても良い感じ。でもモニター4Kは流石に厳しそう。
しかしRyzen3 2200Gを本当におすすめ出来る人はどんな感じだろう?3Dゲームをやる人は結局グラボを最初から買うだろうし、i5 8400に1050tiがそういう人には良さそうだ。私みたいにADVしかやらない人はまあ、おすすめしても良い気がするが、最初の不安定さを考えるとやや勧めにくい。結局AMDは物好きにしか勧めにくい感じではあります。