こんにちは、Yuuki(Yuuki_st57)です。
毎年1月には新機材、というかギターを購入しているのですが、(一昨年Suhr Standard、去年Tom Anderson Classic)
今年も例によってMy New Gear…してしまいました。
Caparison Horus
というわけで、今回買ったギターはこちらになります。
Caparison Horusというギターです!
マホガニーボディ、ミディアムスケールのメイプルネックローズ指板、27フレット(!)、シャーラー製フロイドブリッジ、1Volトーン無し、2ハムと完全にメタル向けの仕様になっています。
Caparisonってこんなブランド
Caparisonは海外アーティストがエンドースして使用している印象が強いですが国内のメーカーで、完全にメタル向けのギターだけを作っているメーカーです。
ハードウェア、パーツなんかもこだわりが強く、ピックアップは自社オリジナル(ゴトー製OEM)、ブリッジもフロイドオリジナルでなくシャーラー、ペグはGOTOH(ピックアップのゴトーとは別会社)製と、プロの使用に耐える信頼性が有るパーツを使っている印象です。
音、ノイズ処理、プレイアビリティに非常に定評があり、プロが安心して使うことの出来るブランドという評判です。
なぜCaparisonなのか
ニコニコとかYoutubeの好きな奏者さんがDellingerを使っていたりとCaparisonには前々から憧れはありました。
一昨年にギターを再開してからSuhr、Fender、Tom Andersonと、割とスタンダードなどちらかと言うとハイエンド・コンポーネント系のギターを買って使っていたのですが、バンド活動や好きな曲のコピーをしているうちによりヘヴィなジャンルの音楽に対応したギターが一本欲しくなってきました。
あと2月にライブをするRASバンドで重い音が必要だったのでそういうギターを買おうかなと年末頃から動いていました。
メタル系というと大体2ハム、フロイド、24F以上というところがスタンダードな所だと思うのですが、最近のDjentやメタルコア系のアーティストは7弦、フィクスドブリッジ、超ロングケールとかのスペックだったりします。
しかし個人的な好みでいうとフィクスドブリッジはあまり見た目的にも好きではなく、チューニングもドロップDより下げることはあまりない(それ以下はKemperで下げてしまうことが多い)ので、一昔前のメタル系ギターで良いのかなとは思っていました。
そうなってくるとIbanez、E-Ⅱ、Jackson、Mayones、Kieselあたりでしょうか。この辺りのメーカーは時間が有るとき試奏したりしていました。
Mayonesはちょっと音が硬くてあまり好みじゃなかったですね。。
Mayonesを試奏した時に現行のCaparisonも試奏したのですが断然Caparisonの方が良く、Caparison欲しいな〜という気分になっていました。
近所のハードオフで発見!
と、デジマートやヤフオク、メルカリなんかでCaparisonを調べつつ中々出物がないな〜と思っていた所、たまたま行ってみたハードオフでこのHorusが吊り下がってるのを発見!
しかしネックは反り、ブリッジサドルはボロボロ、リアPUは断線してタップ状態になっており、ボディトップに打痕、とても状態が良いとは言えない状況…
ある意味賭けにはなってしまいましたがネック以外はなんとかなるだろうと思い、値段も比較的安かったので購入することにしました。
本当は欲しい第一候補はDellinger Ⅱだったのですが、あまり出回ってないようですね…
Dellingerは割と王道を往くスペックですが、Horusは若干変化球。まあCaparisonなら良いかというところでした。
ここで注意なのですがハードオフは初心者の方がギターを買うのはおすすめできません。店員さんも知識がないことが多く、大抵状態が悪くサポートもないに等しいので、よほど掘り出し物が無ければ買わないほうが良いと思います。
(ブリッジサドルはサビて塗装が剥げひどい状態でした)
ということでハードケースを車に載せ持ち帰り、リペア覚悟で調整することにしました。
自分好みに調整
持って帰ってきてまず弦をエリクサー09-42に交換。こうしないことには何も始まりません。
09-42のゲージで新品の弦に張り替えることでこの後の調整が見えてきます。
ここで分かったことというと、
・弦高はそこまで問題なし。気持ち低め
・ネックは順反り
・ハードウェアはブリッジサドル以外はまだいけそう
という感じで、お店で見てみた時に思ったよりは状態は悪くなさそうでした。
クリーニングしたら傷はあるものの、塗装自体のダメージも少なく、見た目的にも綺麗に。
ネックはロッドを軽く緩めたら緩みきってしまい…そりゃ順反りになるよなという感じ。
軽く締めたらストレートになったので良かったです。これならネックはしばらく問題なさそうですね。
あとはブリッジサドルを交換!こちらは別途記事にしますが、サウンドハウスでシャーラー製のフロイドサドルを取り寄せて交換しました。
あとやったのはリアPUの交換。断線しているのかタップしたシングルの音になってしまっていたのでFenderストラトに付けていたダンカンのTB-5を載せ替えてみました。(これは写真撮った後)
綺麗になりました!
使える状態になるまでやや時間は掛かりましたが自分好みのセッティング、調整をすることが出来、かなりいい感じに仕上がりました。
ゴールドパーツが元々あまり好きではなく最初イマイチかな、と思いましたが実際所有してみるといい感じ。やっぱゴールドってなにか惹かれる所ありますね。
ストラップピンもシャーラーの新Sロックに交換しました。
あとはローズ指板が良い。やっぱりメイプル指板よりローズの方が好きです。メイプルは音の立ち上がりが良かったりしますが見た目と触った感じがどうも…ローズは弾き込むことで手に馴染む感じが良いですね。
Caparisonというとエボニー指板のイメージがありますが、このHorusは初期のスペックでまだ仕様が固まっていなかった時期なのでしょうかね。スペックシートを見ると2007年製っぽいのですが実際の仕様はもうちょっと古い時期のギターかな?という印象です。しかしパーツのダメージ具合からすると07年製ってのはしっくり来ます。
ただ、PUセレクターがないPush Push式のVolポッドとかは初期の仕様かなーと。これは使いにくいかと思いきや結構いい感じですね。センター位置のMIXが無いのはやや使いにくいかなと思いますがメタルをやる分には全く問題ありません。
色はやや紫がかかった青。Thunder Cloudという色らしいです。写真より実物は紫っぽいですが全然青の範疇かなと思います。個人的な拘りとして青いギターを使うというのがありますが、そのルールは守れそうです。
クロックインレイは本当ステキ。このインレイ欲しさにCaparisonを買う人がいても全然おかしくないグッドデザインだと思います。ちょっとポジションの把握はしにくいですけどね。
バンドで早速使います!
しっかり調整できて使えそうなので、早速新年一発目のライブで使おうと思っています。
バンドリRASのカヴァーバンドで2月1日のぷろじぇくと☆らんでぶ~零プラスvol.4に出演します!
時間は18:10から、順番は3バンド目になります。
かなりヘヴィでタイトなサウンドに仕上がっておりますので、ご期待下さい。
ずっと一緒にやりたかったメンバーとバンドが出来る!ということで、かなりワクワクしております。
というわけで新年一発目のライブでこのCaparison Horusを爆音で鳴らせるのを楽しみにしてます。
お取り置き、予約はTwitterのDM、リプなどで受け付けておりますので、是非お時間有る方はお越し下さい!