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Sibelius Violin Concerto in D minor Op. 47&セルゲイ・ハチャトゥリアン(Sergey Khachatryan)

三大ヴァイオリン協奏曲の次辺りに有名なのがシベリウスのヴァイオリン協奏曲。

3楽章形式でどの曲も印象的だが、1楽章が特にインパクトが強い。

フィンランドの寒々とした空をイメージさせる冒頭のフレーズから始まり、徐々にヒートアップし、中間の長大なカデンツァで爆発する。

その勢いを保ったまま後半に突入し、最後にはオーケストラと大音量で締める。

2楽章は、ヴァイオリン協奏曲の2楽章の中でもトップクラスの美しい曲。

3楽章は行進曲風のリズムに合わせてヴァイオリンが超絶技巧を披露する。冬のお祭りという感じ。

このヴァイオリン協奏曲は、普段演奏されるのは改訂版で、初版とかなり雰囲気が違う。

初版の三楽章冒頭。演奏はマキシム・ヴェンゲーロフ。

初版は酷評されたらしく、シベリウスが封印してしまった。

1991年にシベリウスの遺族の許可を取り、レオニダス・カヴァコスのソロで録音している。(カヴァコスはシベリウスコンクールで一位受賞している)

初版は確かにやや冗長な印象を受ける。しかしこれはこれで聞くと面白い。

シベリウスはもともとヴァイオリニスト志望だったが、あがり症のため断念し作曲家になっている。この協奏曲が結構テクニカルなのもそういう所が関係している。

冒頭の動画のソリストはセルゲイ・ハチャトゥリアン。アルメニア生まれの若手ヴァイオリニスト。彼は幼い頃から国際コンクールの一位を取りまくり、天才と言われている。

やや荒々しい表現と、激しいヴィブラートがかかった太い音が特徴で、かなり迫力のある演奏をする人だと思う。

バッハやベートーヴェンでもこの弾き方なのだが、それでも上手に聴かせる所がやはり超一流だと思う。

彼の録音はバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータと、シベリウス、ハチャトゥリアンヴァイオリン協奏曲をお勧めできる。(作曲家のアラム・ハチャトゥリアンと血のつながりはないらしい。確かにスペルが違う)

このアルメニア作品集も中々良い。

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