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ヴァイオリンでやってはいけない4つのこと

こんにちは、Yuukiです。

今回はヴァイオリンの取り扱いでやってはいけない事を4つ解説します。

結構慣れてる方でもやってしまいがちな事もあると思うので確認して頂けると幸いです。

同じ内容の動画もアップロードしてますので良ければご覧ください。

練習(演奏)したあと松脂を拭かない

ヴァイオリンを演奏すると弓に付けた松脂が落ちて弦や楽器に付着します。

その松脂を拭き取らないで放置してしまうと固まったり最悪ニスと融合してきれいに取ることが出来ない状態になってしまうことがあります。

柔らかい布、Tシャツの切れ端でも良いですし、楽器屋さんで売ってるようなクロスでも良いので必ず絵一日の練習、演奏したあと拭き取るようにしましょう。

ティッシュは繊維が固くてニスを傷つけてしまうため使わないほうが良いです。

楽器本体を磨く布と松脂を拭き取るようのクロスは分けたほうがいいです。楽器を磨く時に松脂拭き取る用クロスを使うと松脂を楽器本体にこすりつけてしまうことになるので…

弓を張りっぱなしで保管する

演奏したあとに弓を緩めず張りっぱなしにするのも良くないです。

やってはいけないこ度はかなり高く、何故かというと弓の反りが戻ってしまい弓の性能を損なわせてしまうためです。

弓は製作時に木材を熱して反りを加えているのですが、その反りが弓を張ることによってややまっすぐな状態にして演奏しますが、それを保管時に戻さないとその反りが戻った状態で癖がついてしまい、正しい反りが保てなくなってしまいます。

最悪弓が使えなくなることもあるので必ず弓は緩めるようにしましょう。

冬の時期乾燥して張りっぱなしになってしまうという場合は毛替えをして長めに張ってもらうことをおすすめします。

毛替えのタイミングは大きく湿度が変わる夏前と冬前(秋頃)をおすすめします。

弦を緩める

ギターをやってた方などが管理の際間違えてやってしまうことがあるかもしれません。

アコースティックギターは弦の張力によってネックが反ったりボディが浮いたりするので弦を緩めて保管しますがヴァイオリンは弦は緩めず保管します。(相当長時間、数年間弾かない場合以外)

弦を緩めすぎてしまうと駒が傾いたり、傾くだけならまだしも歪んでしまったり、魂柱が倒れてしまったりということが起きます。

また上ナットが弦の摩擦で減ってしまうのが早くなったりということもあります。

弾かない時も調弦はそのままにしておきましょう。

ついでに弦交換の時もギターのように全部の弦を外すのは辞めましょう。

駒が外れてしまい、最悪魂柱も倒れるので弦交換の際はかならず一本一本交換するようにしてください。

E線をペグで調弦する

E線は一番細い弦で音も高く、ペグを動かす動きに対して音程の上下が激しいためペグは大体の所(少し低めの音)まで合わせてあとはアジャスターで調弦すると良いです。

ペグで調弦しようとして加減が分からず上げすぎて切ってしまうということによく遭遇します。

アジャスターもなるべく余裕をもたせた状態にしておかないと音が詰まったりきつい音になったり、また調整の幅がなくなるため、

たまにアジャスターを一番ゆるい状態に戻してペグで少し上げて…という作業をする必要があるのですが、やや難しい作業になります。

私のレッスンの際は生徒さんの楽器を見てその作業もサービスで行っています。先生にお願いするか工房で調整の際やってもらうと良いと思います。

まとめ

今回はヴァイオリンでやってはいけない事4つ解説してみました。

意外と経験豊富な方でもやってしまいがちな事もあるので参考にしていただいて気をつけてもらえると楽器に良いと思います。

以上「ヴァイオリンでやってはいけない4つのこと」でした。

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