先日ヴァイオリンを二本とも弦を交換したのですが、どちらもE線はカプラン・ゴールデンスパイラル・ソロのヘヴィテンションのものにしました。
張力が強いE線は音が太くなる傾向があるので、期待していたのですが…太くなるどころか線が細いままきつい感じの音になってしまい、更にかなりひっくり返りやすいという結果に😥
澄んだ音とも言えるのですが、ちょっと自分の好みとは違ったので、張って一週間も経っていませんが変えることにしました。
安定のPirastro goldであります。
メインの古い楽器はStark(heavy)に、これはペーターインフェルドとの組み合わせが良いということで選びました。
新作のStrohmerはもともとEはしっかり鳴るので普通のMittel
Starkの方は見分けが付きやすいようにペグ側の色が一部変わっています。
張ってすぐ弾いてみたて安心しました。Goldの優しい柔らかい音のまま太さと力強さが増していて非常に良い感じです。カプランの耳をつんざくような(悪く書きすぎか…?)キンキンした強い音と比べると大分耳あたりが良いですがしっかり強い音ではあります。
ひっくり返るのも問題有りません。自分の楽器はそこまでひっくり返り現象は気にならない方なのですがそれでも目立つということはゴールデンスパイラル・ソロのheavyははかなりひっくり返りやすい弦だったのでしょう。
ブログではさんざんオリーブのE線を勧めていますが、ゴールドも十分良い弦だと再認識。夏場の手汗には弱いですがやはり安定ですね。