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今年はフロアマルチ豊作?NAMM2020速報

年に一度の大規模楽器ショー、NAMM Show2020が開催されています。

ギタリスト的に注目できる機材が数点発表されてるのでまとめてみます。

Neural DSP Quad Cortex

今回の大本命となりそうなこちらのQuad Cortex。

質の高いプラグインシミュレーターで有名なNeural DSPからのリリースです。

1.6kg、29 x 19 x 4.8 cmサイズと割とコンパクト(Mac Book Proよりやや小さいくらい)な機材ではありますが、中身は超ド級。

50以上のアンプモデル、70以上のエフェクト、IRに至っては1000個以上搭載できるようです。

シーンモード(AXEと同じ様な感じでしょうか?)ストンプモード、プリセット切り替えモードと操作を選ぶことができ、様々な音色を必要とされる現場でも使いやすいインターフェースっぽくなっています。

画面は高解像度マルチタッチパネル、フットスイッチをひねることでパラメーターを変えることが出来たり、かなりハイテク。

機械学習AIが搭載されており、噂によるとKemperのプロファイリングの様な機能も搭載されている様子。

肝心の音も動画を見る感じだと自然でクリアで良い感じです。

発売は今年の年末。値段は$1599なので、日本に輸入されたら20万は超えてくるかと…

Axe、Kemper、HELIXと並ぶハイエンドアンプシミュレーターとなるのか、目が離せませんね。

LINE6 POD GO

まさかPODの新モデルが出るとは!

LINE6といえば今はHELIXで有名ですが、以前はPODシリーズが大ヒット商品でした。

最初に普及したアンプシミュレーターがPODじゃないかな?

HELIXやHXシリーズのマルチは音は良いのですがかなり高額(一番安いアンプがないHX Effectsでも6万超え)だったり、プロ仕様に寄せすぎてちょっとアマチュアには高嶺の花感ありましたが、こちらのPOD GOは5万以下で買える低価格(予定)ながらも、HELIXファミリーという事で音もかなり良さそうです。

重さも2kg前後ということでアマチュアバンドマンには願ったりな機材ではないでしょうか?

大きく見やすい液晶を搭載しているしHELIX LTっぽい見た目なので操作性も良さそうですね。

こちらは今年春発売予定、値段は$449とのことです。

ZOOM G11

ZOOMからも新商品が登場です。

やや大きめのサイズ、G5Nと同じくらいかな?にカーボンっぽい模様でカッコいいですね。

アンプのブロックとエフェクトのブロックが分かれてるのが気になりますね。ZOOMの従来のマルチはアンプシミュの操作性があまり良くなかったので、アンプブロックは単体で音作りが出来るようだとかなり便利そうです。

こちらは動画や詳細がまだ出ておらず…追ってお伝えします。

今年は大豊作の予感!

とりあえず3つ、アンプシミュレーターをまとめてみましたが今年のNAMMはかなり興味深い感じですね。

個人的にはPOD GOが気になっています。軽くて音が良く、値段も安いとのことでかなり良さそうです。

Quad Cortexはハイエンド機材っぽいのでちょっと手が出ないかも…まあKemperがあるのでそこまでのものは必要ないかな。今までAXEやKemperを持ってなかった人にとってはかなり魅力的な製品になるのではないかと。

また追ってお伝えします!

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