Kemper の設定メモなど。
必須の設定
・アウトプットメニューからモニターアウトのキャビシミュをオフにする
→ライブなどでメインアウトの外音ライン信号はキャビシミュを通り、中音のモニターアウト→キャビからはキャビシミュを通さない音が出るため自然な音になる
(キャビシミュを通した音をキャビから出してしまうと聞くに堪えない音になる)
・アウトプットメニューでモニターアウトリンク、ヘッドホンリンクを解除する
→メインアウト、モニターアウト、ヘッドホンアウトをそれぞれ違う音量で設定できるようになるため、バランスを取りやすくなる。
お好みでやるといい設定
・アウトプットメニューよりモニターアウトEQを調節する
→モニターアウトにのみグローバルEQをかけることが出来る。
キャビから出すとメインアウトより低音が出てしまうので、主にミドル・ベースを下げ気味に調節すると良い。
・トランスポーズ(チューニング下げ)はリグメニューから設定する。
→ストンプセクションにアサインする事もできるが、リグメニューから設定すればエフェクトが一つ空くため。
・アウトプットメニューのPure Cabinetをオフにする
Pure CabinetはRIGによってかけない方が良い場合も多いので、アウトプットメニューの段ではオフにし、それぞれのRIGで調整するのが良い。アウトプットメニューでは0でも掛かってしまうので必ずオフに!
・一つのエクスプレッションペダルをワウとボリューム両方で使えるようにする
システムからペダル1のFunctionをワウペダルに設定、リグメニューの5ページ目ペダルリンクの左上、WahPedal > Vol.をオンにする
→ワウがアサインされているとワウに、ワウがない場合ボリュームとして使えるようになる。ペダルを2つ使う場合は設定しなくて良い
おすすめのEXPペダル
おすすめリグなど
超オススメ
★★★Friedman BE
★★★CAE 3+ Ch3
★★★Bogner Ecstasy 20th RED(キャビは変えたほうが良い)
おすすめ
★★ENGL E530
★★Ceriatone SSS SRV
★PEAVEY Invective
★MESA BOOGIE Rectifier(汎用性高し プレゼンスをちょい上げると良い)
クリーンよりディストーションサウンドの方が全般的にリアルな感じ。
Friedmanのリグは本当に良い。メインで使っている。全体的に改造マーシャル系が良い傾向。
フルチューブのクリーンのダイナミクスはやや再現出来てない事が多い。
クランチはまあまあ、ダンブルクローン系、マーシャル等の2チャンネルが良いのが多い。フェンダー系はいまいちかも?
リグはPCと繋いでリグマネージャーから拾ってくれば無限にあるので、色々試してみると良いと思います。
その他
運搬はパワーアンプ無しのヘッドを使ってますが、小型のスーツケースにEXPペダル、midiコントローラーと一緒に入ります。
ラックだと持ち運びがやや面倒かもしれない。知り合いのギタリストはラックケースをマグナカートなどにギターと一緒に縛って運搬してました。
ちょっとしたエフェクターボードでも結構あっという間に5kgくらい行っちゃう事を考えると、この利便性で5kgはむしろ軽いほうかも。
個人的にRemoteは必要ない。高すぎるし、他のmidiコントローラーで十分代用可能。
エフェクトは必要最低限という感じ。実際ライブやレコーディングで困ることはあまりないと思うが、マイナーなエフェクトや飛び道具系はあまりない。※2020/10/07追記 アップデートで大分高品質なエフェクトが増えてきたので、殆ど困ることは無いと思います。
実際プロでセンドリターンにHELIXやAXEを繋いでる人も結構いる。
HELIX、AXEと比べられることが多いが、特性が全然違うため唯一無二の存在。ライブでの使い勝手も良いしとてもおすすめです。
ただ、ライブメインでレコーディングをあまりしない場合はHELIXの方が良いかも。
Rec、ライブ両方こなしたい人にとてもおすすめだと思われます。