バンドと別件でエレキギターソロ演奏の機会をいただけたので、急遽機材が必要になった。
メインの音作りはKemperもしくはZOOM G3nで行えばいいんだが、その会場はライブハウスやスタジオでもなく、アンプがなさそうなので急遽都合のいいアンプを探すことになりました。
(以前使っていたカタナアンプはというと、Kemperと併用が出来ないし、いろいろ都合があって売却しました)
さて、一回演奏するだけだったらローランドのキューブあたりでお茶を濁すのもありだと思ったんだが、今後同じような活動が増えそうな感じなので、しっかりしたアンプを探すことにしました。
うちのKemperはパワーアンプがついてないので、Kemperを使うとしたらセンドリターンが必須、あとオケをアンプから流せると良いのでAUX INがあるとなお良し。
移動は車で行うので重さは考えないこととします。
そうすると、JC22またはJC40、MarshallのDSL5Cあたりが候補に上がってきた。
値段的にはそう変わらず、汎用性としてはJCかな?とも思ったのだが、現物を見る機会が無く、単体で音作りが出来ないアンプとしては値段も決して安くない。
どうしようかな~と思いつつショッピングモールをプラプラしてたところ、島村楽器でMarshallのDSL5Cを見つけました。
サイズも丁度いい感じだし、裏を見るとセンドリターンとAUXもある!(←AUX端子からの音はヘッドホンアウトのみ、スピーカーからは出ないそう)
店員さんを呼び、一応試奏、うんMarshallの音が出てる!DSLということはJCM2000のシリーズと考えて良さそう。確かにこのサイズでちゃんとJCM2000っぽい音が出て関心。そこまで歪まないが、十分ハードロックくらいは対応できそうです。まあKemper使うしね…
前にMarshallのアンプあんま好きじゃないって書きましたが、やっぱりスタジオやハコに置いてあるチューブって9割がたMarshallだし、Kemperを使ったとしても結局JCM2000とかのリターンに挿すわけだから、Marshallの音ってのに慣れる必要があるわけで…
流石に4発キャビとは音違うだろうが、似たような傾向の音は出るだろうし、バンドの音作りも役に立てそうということで、お買い上げ。
家に帰ってまず普通に音出し。ワット数切り替えがあるが普通に5Wでも少音量が出るので家で弾くのも問題なし。音もしっかりチューブの音が出ています。
以前プロの先生に教わってた時、練習はなるべくアンプ、できればチューブアンプでやるようにと言われていました。ピッキングニュアンスがチューブとトランジスタでは大違い。モデリングアンプだと更に良くないらしい(レイテンシーなどの問題)
モデリングアンプのクリーンってあの音圧が再現できてないと感じていて、これはKemperも同様だと思う。クリーンの音は特にアンプのキャビから出さないとと思う。
なので基礎練習などにも大活躍しそう。
さて、肝心のKemperからリターンに挿した場合。
正直そこまで期待してませんでしたが、いいじゃん!
スタジオのJCM2000+4発キャビから出た音とかなり近い。
音量も下げれば家で使えるレベルだし、ちゃんとあの音圧感を再現できてると思う。
モニタースピーカーからだとハイファイで綺麗な音は出るが、やはりギターらしい音となるとキャビからの方が好ましいですね。
音の確認のためにリハスタに個人練習で入ってたりしましたが、その必要も無くなりそうな感触。
それとちょっと弾いててMarshallもいいな…と、もちろん大型のアンプとは違うけど、この音の味付けというか、カリカリで荒い感じが前は気に入らなかったけど、結構好きになってきました。
結局今までのロック・レジェンドたちはMarshallが基本なわけで、やっぱギタリストならMarshallでクールな音を鳴らせないとね~~
まあ決して安くは無かったけど、思った以上にいい買い物になったし、これでどんどん活動に幅が広がれば結果オーライでしょう。
最近はギタリストとしてもまあまあやることが増えて、ヴァイオリンとのバランスもちょうどいいので、楽しくやっております。
そういえば、最近ついてないし体調も良くない事が多いなーと思ったら去年本厄でしたorz
去年は友人が亡くなったり、ペットの猫も亡くなったり、体調も絶不調だったのでそういうのもあるかもしれない…
今年も後厄なので、神社でお守りと破魔矢買ってきました。
破魔矢は猫がおもちゃと勘違いして飛びつくのでクローゼットにしまいました。ダメじゃん!