上の記事を読んだとき、「そもそもイーバイクって?」と思ったが、いわゆる電動アシスト自転車のスポーツ自転車版と思えばいいらしい。
クロスバイクやロードバイクに電動アシスト機能を付けて、快適に速く走れる自転車…との事で、ドイツを始めとするヨーロッパの国々では結構流行ってるそう。
日本でもイーバイクはたまに自転車店で見かけるが、こんなの誰が乗るんだ?と思っていた。クロスバイク、ロードバイクならそもそも軽やかにスピードを出して走れるのに、わざわざ重くしてどうするんだろう?高いし(大抵20万円オーバー)…と思ったが、ドイツでは事情が違うようである。
平気で50km/hくらいスピードが出るらしいし、事故が問題になっているとも。
要するに、電気で走る原付みたいな物で、自転車というよりバイクに近い括りですね。
だが、日本に輸入される、または生産されるイーバイクは速度制限があり、確か25km/hを超えるとアシストがストップし、大したスピードが出せないらしい。
荷物も少し積めて、原付くらいのスピードで快適に走れるのだったら確かに流行するのもわかる。20万円オーバーは高い気もするが、バイク代わりになるならまあいいかと思って買う人も多そうである。
しかし日本の仕様だとどうなんだろうか?普通のクロスバイクやロードバイクで30km/hって別にそんなに苦労しないで出るし、軽さが命と思ってるローディー達には売れないだろう。10万で十分ハイスペックなクロスバイクが買えるのに対して20万オーバーである。20万あればカーボンロードのそこそこのやつ買えるって。
そう考えると購買層はガチのローディーというよりは自転車通勤族のサラリーマン、学生、または女性サイクリストあたりだと思われる。
通勤で荷物があるとロードバイクでもやや負担があるし、着替えなども必要だが、電動アシストで楽に乗れればスーツのまま走っていけるかもしれない。女性サイクリストであまりガチなのは嫌、または疲れるのが嫌という人にも向いているかもしれない。
10万代に値段が落ち着いてくれば日本でも売れるかもしれないが、今は出始めなのでまだまだ流行らないような気がする。実際に乗ってみてないのでなんとも言えないが。(先日までイオンの自転車売場に合ったので試乗しようかと思って今日行ってみたら置いてなかった。)
※追記
勘違いしていたのだが、基本的にイーバイクの括りで扱われるものはモーターのみでは動かないようである、25km/hでアシストがストップというのも全世界共通の仕様だそう。
その他のモーターのみで走る、免許が必要などのものはイーバイクとは呼ばれないらしいです。