こんにちは、Yuukiです。
この度、アメリカ、オレゴン州ポートランドのバッグブランド CHROME【クローム】様よりご依頼を頂き、
CHROME x Panaracer KURSK AW サイクリング向けシューズをご提供いただいたのでレビューします。
メッセンジャーカルチャーを代表するバッグブランドと日本の技術力の融合
今回のCHROME x Panaracer KURSK AWシューズは、CHROMEと日本のタイヤメーカー、Panaracerとのコラボ商品です。
CHROME x Panaracer NEW FOOTWEAR
「サイクリストにとって理想のシューズとは?」
約200年前、ドイツ人発明家のカール・ドライスが自転車の原点となる人力二輪車を発明して以来、世界中のサイクリストたちが長きにわたってトライ&エラーを繰り返してきたこの問いに対して、2021年、ひとつの答えが提示される。
“LIVE THE CITY”の名の下にシンプルかつ機能的なプロダクトを生み出してきたCHROMEが、FOOTWEARの領域でさらなる高みを目指し、日本が世界に誇る自転車用タイヤ&チューブ専門ブランド・Panaracerと邂逅。
創業70周年を前に新スローガン“Life Cycling Partner”を掲げて未来へと舵を切ったPanaracerと、ジャパンプライドの技術にシューズの進化を見いだしたCHROME。
“自転車”というキーワードで繋がる両者が、“挑戦”というテーマで共鳴し、互いの技術を融合させて目指したのは「世界最高峰のバルカナイズドシューズ」だ。
CHROME x Panaracer NEW FOOTWEAR
CHROMEの優れたデザイン、設計と日本が世界に誇るタイヤメーカーPanaracerのグリップ力、耐摩耗力が融合したシューズとなっています。
デザインを見てみる
CHROME x Panaracer KURSK AWのデザインなどを見ていきます。
シューズ本体
今回ご提供いただいたカラーはNIGHT。上品なダークグレーがかった黒です。
サイズは普段履いているサイズが28.5cmとお伝えしたところ、0.5cm小さめが良いということで28cmサイズをご提供頂きました。確かに28cmでいつものサイズ感です。
箱にはシューズ本体と説明書、ステッカーが。このステッカーを自転車に貼ったらカッコいいですね。
後ろから見るとこの様なデザイン。控えめなブランドタグがお洒落です。
銀のパネルのような部分は反射板のように光を反射しますし、暗いところでも視認性がよく、後方からも良く見える様になっています。
横から見た画です。非常にシンプルで飽きのこない、またどの様な服装でも合うデザインです。
紐も暗い場所でも見やすい素材となっており、自転車に乗った時の安全性をよく考えられています。
インソール
インソールはCHROMEのロゴマークとPanaracerの文字がプリントされた派手でおしゃれなデザイン。
これはカップインソールとなっており、お手入れが楽に出来るようになっています。このインソールもかなり分厚浮く弾力がありクッション性に優れてそうな印象。
アウトソール
アウトソールはもちもちとしたタイヤと同じ感触のゴムで出来ています。このアウトソールラバーがPanaracerの技術力がふんだんに使われてるとのこと。
この手触りだとすぐ減ってしまいそうですが…今回耐摩耗性にも優れているということなので期待できそうです。
ソールに近づくとタイヤの匂いが結構香ってきます。自転車屋さんの匂いでこれは自転車好きには好まれる匂いですね(笑)
重量
具体的に重量を量ってみます
片方474g。超軽量!ではありませんが、グリップ性に特化した厚めのソールと考えると優秀です。
カルチャー的に近い所にあるVANSのオールドスクール(US企画)は435g。40g程軽いですが、ソールの厚みなどを考慮するとほぼ同じ様なバランスです。
実際に履いてみました
実際に外で履いてみました。
まず、普通のスニーカーとしてもフィット感が非常に良く、重さのバランスも良く履き心地が非常に良いです。
クッション性も良く、普通に歩きやすいです。
地面とのグリップも良好。アスファルトでもかなり食いつきが良く、自転車に乗った時の期待が高まります。
シングルスピードのFUJI FEATHERに実際着用して乗ってみた写真です。※撮影の都合上、自転車走行可の広い歩道で撮影しています。
流石CHROME。メッセンジャー系サイクリストっぽいファッションに非常に合います。これでCHROMEのメッセンジャーバッグと合わせたら滅茶滅茶カッコいいのでは?
デザイン性がシングルスピードのFEATHERのシンプルさと通じる所があり、非常にFEATHERとも合います。色も黒とワンポイントの赤が偶然合ってますね。
このような黒を基調としたシンプルなファッションにはもちろん合いますが、白Tシャツなんかでもバッチリ合いそう。とにかくどんな服装でもかっこよく決まると思います。
アウトソールラバーの“グリップ力”と“耐摩耗性”を体感した感想
グリップ力
FEATHERに跨ってペダルに足を置いた段階で違いがはっきり分かりました。
アウトソールラバーのグリップ力がまさに異次元レベルに良く、ペダルに思いっきり吸い付きます。愛用の三ヶ島ガンマペダルはペダル幅が広くスパイクも付いてるため、相乗効果で食いつきが凄まじいです。
足の力が伝わりやすいため、加速も少ない力でどんどん進みます。まさかフラットペダルでも靴の違いでここまで差が出るとは…
というかフラットペダルですがビンディング時の感覚と非常に近いです。ペダルとの吸い付きが良く、意図的に足を離さなければ自然にペダルとくっついた状態が保たれるのでパワーロスが無く楽にペダリング可能です。それでいてビンディングのように物理的に固定している訳ではないので瞬間的に足を離すことがもちろん可能。
また、停車時から発進する時に、足が上手くちょうど良い位置にはまらず土踏まずやかかとでペダルとミートしてしまう場合があっても滑ったりせずピタッと食いつくので安心して乗ることが出来ます。滑ってバランスを崩して落車…の危険性がかなり少なくなりそうです。
耐摩耗性
また、ペダルの上でシューズを思いっきりひねったり、踏み込む際に擦る様な感じで負担をかけてもシューズのダメージが殆どありませんでした。耐摩耗性も問題ないという事です。固定ギアの方にも向いているのではないでしょうか。
流石に試用期間が少ないので、もう少し長いスパンで履いてみて耐摩耗性に関しては検証してみたい所です。
CHROME x Panaracer KURSK AW レビューまとめ
CHROME x Panaracer KURSK AWシューズは街乗りサイクリストから、長距離を楽にライドしたいかた、また過酷な環境で仕事に励むメッセンジャーまで幅広い層で向いているシューズです。
ファッション性にも優れているため、自転車に乗っていない時にもお洒落に見える、汎用性の高いシューズになっています。
今回はシングルスピードのFUJI FEATHERと併せてみましたが、ハイテクなロードバイクに敢えてフラペで併せてみるのもカッコよくて使いやすいのではないかな、と思いました。
Panaracerとのコラボには今回ご提供頂いたKURSK AW以外にもミッドカットのモデルや、SPDビンディングシューズなどもあるようなので、気になる方はチェックしてみてください。
それでは、「CHROME x Panaracer KURSK AWのレビュー : 驚異のグリップ力のサイクリングシューズ【PR】」でした。
※今回の記事はCHROME INDUSTRIES JAPAN様から商品のご提供を受けて執筆しています。
クローム・インダストリーズジャパン合同会社 公式サイト
https://www.chromeindustries.jp/