こんにちは、Yuukiです。
普段乗りや少し軽快に楽しみたい時大活躍なFUJI FEATHER、この間固定ギア(Fixie)にしたりと楽しんでいます。
基本的に荷物を運ぶ時なんかはリュックやショルダー、メッセンジャーバッグを背負ったりして運ぶのですが、今回より利便性を高めるためにキャリアとバスケット(カゴ)を付けてみることにしました。
スポーツ自転車にカゴ??
スポーツ自転車にカゴを付けるなんて…と普通の感覚だと思ってしまいますよね。
自分もやはり以前はそう思っていて、軽快さが売りのロードやクロス、ピストになんでわざわざカゴを?と思っていました。
しかし、意外とスポーツバイク、特にピスト/シングルスピード系の自転車にキャリアやカゴを付けるカスタムって意外と珍しくないようなのです。
ピストやシングルスピードはその性質上、メッセンジャーの方に好まれますが、メッセンジャーというのは要は自転車便。荷物を運ぶ仕事なわけで、やはりキャリアなどがあるほうが圧倒的に便利だということだそうです。
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キャリアに荷物を載せてラフにコードで固定、こう見ると中々おしゃれに見えてきます。
もちろん重さは出ますし、ハンドリングのバランスも変わるのでロングライドなどをするロードには向かないと思います。街乗り系のクロス、ピストにおすすめのカスタムです。
実際に付けてみます
さて、実際自分の自転車に付けてみようと色々調べてみた所、フロントラックは有名所だと結構なお値段。
例えばMASHのフロントラックだと18000円程度、NITTOのフロントラックも13000円程度とそれなりの金額です。その分やはりしっかりしていますが、今回はもう少し低予算で頑張ってみることにします。
すると、MASHのフロントラックとほぼ似たデザインの互換品?をかなり低価格で発見しました。
こちら色も数種類有って5000円台とかなりリーズナブル。そしてショップの店員さんによるとMASHのラックと形や大きさはほぼ一緒だということらしいです。
キャリアはこちらを購入しました。
バスケット(カゴ)ですが、これはたまたま渋谷方面に用事があったので、代々木公園のブルーラグさんでMASHのラックと合わせてみてWALDの137という低めのバスケットとコードを購入しました。
ハーフサイズはもしかしたらブルーラグさん別注品かもしれず、Amazonのリンクは普通のサイズかもしれないので注意して下さい。
フロントラック(ADEPT)の組み立て
こんな感じで届きます。
組み立て式となっており、六角レンチとスパナが必要です。
ラック本体です。
とりあえず、説明書通りに組み立てていきます。
このようになりました。
これを自転車に取り付けていきます。
まず問題発生というか、FEATHERのフォークは幅が狭く、そのままだと普通に合いません。
こういう商品は現物合わせで加工していくのがもはや常識となりつつあるので問題有りません。金属もそこまでガチガチに硬い素材ではないので思い切って力を入れていったらしっかり両側に固定できました。
しかしまたまた問題が。こちらは少し厄介です。
アームをフォークにはめてアクスルハブナットで固定しようとした所、このアクスルハブナットのネジ切りが足りず回すことが出来ません。しかも代用できる部品が見つからず、仕方なくアクスルナットを逆付けし、ワッシャーはボンドで固定。
一応大丈夫そうですが、正直ここは自己責任ポイント。もしかしたら代用品があるかもしれないし、FUJI FEATHERだけで発生する問題かもしれません。同様の症状はレビューでなかったですしね…
もう少し安全そうな方法で言うと、ダボ穴をプレートで追加し、そこにアームを固定する方法ですがこちらもプレートの厚みがわからず、もしかしたら同じことになるかもしれません。とにかく色々試してみるしかないという感じで参考にならず申し訳ありません…
とりあえず、アクスルナットとアームの固定は出来ました。今度はブレーキの所に固定します。
またまたですね。中々すんなりポン付けと行きません。キャリパーのアームにプレートが干渉してブレーキがしっかりかかりません。
ブレーキ系はちょっとでも干渉してたりすると非常に危険なのでこれもどうにかしないといけません。
幸いヘッドパーツとは干渉していないようなので単純にこのラックのプレートを曲げてしまうことにしました。
工具や手を使っていい感じ(無責任)に曲げてしまいましょう。やはりガチガチに硬くないのである程度力を入れればいい感じに曲がると思います。
完成後の写真となりますがギリギリぶつからずにちょうど良くなりました。でもこの写真だとよく分からないですね…
角度が変わってしまうので、バスケット台部分の土台プレートの付け根の部分も曲げてしまいました。
こんな感じで結構DIYが必要となりましたが、とりあえず取り付け完了しました!
所要時間は30分程度でしょうか?ポン付けできる車体だったらもっと短時間で出来ると思います。
完成しました
意外とバランス良いのではないでしょうか?
WALDのバスケットですがタイラップ(結束バンド)で固定しました。この写真だとちょっとズレてますので後で修正しました。
タイラップなんかで大丈夫なのかと思いがちですが結構大丈夫で、ガタガタな道や段差を乗り越えても全然ずれたりしません。
U字ロックを固定しているのはバンジーコード。これはなんでも多分大丈夫ですが、この青いコードはハンドルに引っ掛けたり出来るタイプですので、フックの部分が大きめのものが丁度良いと思います。
今はこの写真と別にのコードを買ってそちらでU字ロックを固定、青いバンジーコードはハンドルにつけて荷物が飛び出ないようにしています。
より”分かってる感”というか”らしさ”が出てきた感じがしなくもないです。
ちなみにバスケットを付けずにフロントラックに直接荷物や鍵を固定することももちろん可能。こちらもスタイリッシュでかっこ良いと思います。
ギアは今はフリーに。Fixieのあの緊張感とシビアさ、ダイレクトさは楽しいのですが、バスケットを付けたりより気楽に街乗り特化に今はしようと思ってやはり戻しました。気分で変えようと思います。
あとちょっとチェーンがゆるいですね。
乗ってみた感想
これで今朝少し乗ってみました。
まずやはりハンドリングが少し重く、持っていかれる感じになります。重いU字ロックを載せているので余計なのかもしれませんが最初少し違和感が。
でもすぐに慣れて違和感はなくなりました。
スピードですがやはり少し重く、遅くなります。というよりも気分的に飛ばそうと思わなくなります(笑)
まとめ
- フロントキャリアの取り付けは工夫が割と必要
- バスケットは浅型でも結構問題なし
- 快適すぎてやめられなさそう…
というわけで、FUJIのFEATHERにADEPTのフロントキャリアとWALD 137バスケットを付けて快適街乗りスタイルに進化しました。
こういうスタイルってどちらかというとグラベルロード、コミューター、シングルフリーとかそっち系に合いそうですが意外とクロモリロードとかシンプルなクロスバイクにも合うんじゃないかなと思います。
やはりカゴはあれば絶対便利ですし、ガチガチの競技系な乗り方をしない方でしたら検討してみても良いカスタムかなと思いました。もちろん見た目の印象は結構変わるのでそれを許容できるかという問題はありますが、やってみれば結構合うことも多いかなと思います。
以上、
「FUJI FEATHERにフロントラックとカゴを増設 : 利便性とスタイル感大幅アップ!」でした。