PHILIPS Fidelio M2BTを購入したのでレビュー

こんばんは、ヘッドホン大好きyuukiです。

 

今日はPHILIPSのFidelio M2BTというBluetoothヘッドホンのレビューです!

 

購入のきっかけ

音楽を聴くのが元々好きなので、高級ヘッドホンに凝っていた時期があったのですが、最近は利便性をとってBluetoothのヘッドホンを使っています。

長いことJabra Move WirelessというBluetoothヘッドホンを家でも外でも使っていたのですが、音場が狭い事とaptxやAACなどの高音質コーデック非対応なのが気になっていたので、PHILIPSFidelio M2BTを中古で購入しました。

 

安く買えたのですが、箱なし、オーディオケーブル無し、付属品はUSBケーブルのみ、おまけにイヤーパッドに剥がれがあるという状態でした、、

箱とケーブルはどうせいらないし、イヤーパッドは簡単に直せるので気になりませんでしたが、どうせなら状態が良いもののほうが良かったですね。

イヤーパッドは瞬間接着剤でくっつけました。

 

ちなみに、いままで使っていたJabra Move Wirelessとほとんどサイズなど変わりません。

 

質感はどっちもどっちですが、若干Jabraの方が洗練されてるかなという感じ。触った質感などもjabraの方がいいですね。

操作感など

右ハウジングが大きなボタンになっているので、3秒位長押しすると電源が入ります。この時のランプは青点滅です。

ペアリングはさらにそのまま6秒くらい押していると白と青がゆっくり交互に点灯する状態になるので、この時にPCやスマホとペアリング可能です。

ちなみにNFCにも対応しており、左ハウジングを対応機器と接触させるとペアリング完了となります。

同時接続可能台数は二台です。ちょっと少ないですね、、

 

音質

aptX対応がPCのみの環境のため、PCでGoogle Play Musicで音楽を聴いてみます。

まず感じるのは低音の深み。Beatsのヘッドホンのように低音の量で押すタイプでなく、SENNHEISERや同じPHILIPSのFidelio X2などと似た傾向で、歯切れの良さとかなり下の方まで伸びる低音です。僕がメインで聴くクラシック、アニソン、洋楽POPSなどでは不快感はありません。

また、Jabraとくらべて解像度が高いです。全体的にFidelio X2と似た傾向ですが(X1とは少し違う)あそこまで音場、迫力は感じません。X2をこじんまりとした感じでしょうか。しかしBluetoothでこの音質は中々すごいと思います。

温かみもあり、かなり僕の好きな傾向です。

何曲か取り上げてみます。

ブルーノ・マーズ 24K Magicより ~24K Magic~

 

まずシンセベースのぶっとさ!全曲通して分厚いシンセベースが鳴っているのですが、大迫力でキレキレです。しかし上のボーカルや楽器を邪魔することはありません。

パーカッションのキレも良いし、ブルーノ・マーズの声も艶があり、とてもいい感じです。

このアルバムはミックスがとても良く、全体通してブルーノ・マーズのセンスが光ってるのでお薦めです。

 

ワルキューレ Walküre Trap!より ~絶対零度θノヴァティック~(マクロスΔの音楽ユニット)

 

この曲は少しベースがもこもこしてる感じがしますね。というか全体的にワルキューレの楽曲はmixがあまり良くないように感じます、、しかし女性ボーカルの艶っぽさはあります。

5人の歌声が激しく入れ乱れるパートが圧巻ですが、3:40頃からのフレイアのソロでの声の質感の再現は素晴らしいと思います。

 

バンド主体でなく、ストリングスと電子楽器主体の変則的な曲ですが、ストリングスが特に綺麗に感じました。

 

次はクラシックの器楽曲で

オーギュスタン・デュメイ Franck & Strauss: Violin Sonatas(2013)より ~フランク ヴァイオリン・ソナタ 第2楽章~

 

まず激しいピアノの導入部が印象的なこの曲ですが、録音のせいか少しピアノがぼやけて聞こえる反面、デュメイのヴァイオリンは力強く、しかしリッチで艶やかな響きが再現されています。デュメイの実際の演奏を聴いたことはないのですが、良く鳴っているヴァイオリンはこういう音です(笑)しかし上手い、、

一貫してピアノよりもヴァイオリンの方がかなり現実的な音に感じます。ピアノは機種が分かりませんがもうちょっと音の輪郭がシャープだと思います。音のチューニングが弦楽器よりなのかもしれませんね。

まあピアノの音は録音も再生機器での再現もかなり難しいと言われているので、この1万円台の価格帯ではかなり頑張ってる部類だと思います。ヴァイオリンは完全に合格点ですね。

 

欠点

いいとこだらけのようなこのヘッドホンですが、大きな欠点があり、音飛びがかなり酷いです。特にPC接続時。

一曲通してちゃんと聞ければラッキー、というくらい酷く、音飛びしまくった挙句接続が解除されるということも。。

iphoneやAndroidと接続しているとそこまでではないんですが、それでもJabraや他のBluetooth機器より酷いです。

 

あと常に左側から高周波ノイズが鳴っている、イヤーパッドが破れやすい、側圧が強くて耳が痛くなる、aptXじゃないと少し音質が悪くなるなど、音質の良さと相反して欠点が多い機種だと思います。

 

それでも音はかなりいいと思うので、PCで聴くときはJabraか、素直に有線のヘッドホンを使うことにしようと思います。。

 

総評

今の値段(Amazonで15000円くらい)で買いか?と言われると、電車や外での使用メインで、aptX対応スマホをお持ちの方だったら、迷わず買っていいと思います。

しかし、PCでの使用メインの方はやめたほうがいいかもですね、、そのくらいPC使用時の音飛びが酷いです。。あとPCの前だと長時間って方が多いと思いますが、2時間以上は痛くて付けてられないと思います。

音質はいいですよ!しかしクセのある機種なので、よく用途を考えて購入すべき機種だと思います。

 

今日も読んでいただきありがとうございました。

 

 

新作ヴァイオリンの駒交換&魂柱交換をしてもらいました。

こんばんは、怪我大分良くなってきました。yuukiです。

 

僕はヴァイオリンを二台所有しているのですが、そのうちの新作楽器の方の駒と魂柱を今日交換して調整してもらって来ました。

新作楽器と言っても2010年製なので7年経ってますね。購入してからは5年位たってます。

そのあと去年オールドの楽器をお迎えしたので、使ってる年数は断然今日調整してもらった楽器のほうが長いです。

 

しかし、買ったときから音量は大きく、比較的豊かに鳴る楽器だったのですが、音色のバリエーションに乏しく、音が硬いという不満がありました。

一時売却も考えて色々動いたのですが、以前弟子入りしていた先生に調整で結構良くなると思うと言ってもらえたので、普段お世話になっている楽器店で見てもらいました。

 

結果、駒と魂柱の材質&加工などで変わるだろうとのことで、3日預けて調整してもらいました。

 

以前についていて駒がこれ

 

E線の皮が何かの拍子で剥がれてそのままにしたせいで溝が深くなりすぎてしまっています。

ちなみに職人さんによるとこれも中々良い駒なので取っておいたほうが良いとのことでした。

彫ってある文字は工房の名前ですね。完全手工製の楽器ですが、駒はそのマイスターの工房の物で特製ではないようです。

 

変えてもらった駒がこちら

見えにくくて申し訳ないですが、デスピオの三ツ星(最高ランク)です。

デスピオの駒はオーベルトと比べて硬めの音だと噂で聞いていたので本当はオーベルトデラックスが良かったのですが、お店にオーベルトのストックが無く(元々デラックスはあまり今出回っていないそうです)デスピオでも良い結果になるとのことだったのでおまかせしたのですが、中々良い個体に当たったかなと思います。ちょっと色が白いですが。

 

ちなみにオールドについてるオーベルトデラックスはこんな感じです。

光の加減で大分見え方違いますが、ちょっと色が濃い感じしますね。

 

魂柱は写真を撮るの忘れてしまったのですが、目が詰まったいい木材のものを入れてもらえたみたいです。

 

肝心の音はと言うと、深みが出て音色も柔らかくなりました!

初日なのでまだ馴染んでない感じはありますが、いい傾向なのでおそらく弾き込んでいけばかなり思った通りの音になると思います。

 

駒、魂柱をいじるのはプロの職人さんでないとまともに出来ないので、お店で時間をかけてやって貰う必要がありますが、大きく楽器の雰囲気が変わるので、お持ちの楽器に不満がある方は調整してもらうといいかもしれません。

最後に持ってる二台でツーショット。左が今日調整してもらった楽器です。

ヴァイオリンの弦の種類~ガット弦について~

 

怪我が順調に回復してきてヴァイオリンが弾けるようになってきたYuukiです。こんにちは。

 

ヴァイオリンの弦の種類

今日はヴァイオリンの弦の種類の解説です!(前にしてたらごめんなさい)

ヴァイオリンの弦は大きく3つに分けて、

・スチール弦

・ナイロン弦

・ガット弦

となっています。

 

このなかでもナイロン弦は比較的歴史が浅く、ガット弦の代替として生まれた経緯があります。

それまでは(ハイフェッツ、オイストラフやミルシテインなどの往年の巨匠の時代)はスチール弦とガット弦しかありませんでした。

 

 

スチール弦はその名の通りスチール(鉄)に金属の巻線を施したもので、丈夫で寿命も長い、音量も大きいのですが、かわりに音色がかた、あまりプロで使っている方はいなかったようです。

ピラストロ社のクロムコアなどがあります。

 

 

ガット弦というのは羊の腸をよじってまっすぐにしたもので、音色が柔らかくて芳醇な響きがあり、張力も弱いので楽器に優しいという長所があります。

昔の時代のソリストはほとんどガット弦を使っていたそうです。(E線のみスチールという方がほとんど)

ガット弦の代表的なものはやはりピラストロのオリーブでしょうか。値段がかなり高いのですがとてもいい音がします。(寿命は半年ほど)

 

 

反面、湿度、温度の影響を受けやすく発音も少し鈍く、上級者でないとボウイングが難しいという欠点がありました。

 

 

その欠点を克服しようと生み出されたのがナイロン弦です。

ガット弦に近い音色の豊かさとスチール並の音量、湿気などの影響も受けにくくて扱いやすく、現代のヴァイオリン弾きは多くの方がナイロン弦を使っていると思います。

イツァーク・パールマンさんが使い始めたことで有名になったのかなと思います。

寿命はスチールやガットと比べて少し短く1~3ヶ月ほど。

代表的なものにトマスティーク・インフェルド社のドミナントがあります。(パールマンさん愛用の弦)

 

僕もしばらくドミナント等のナイロン弦を使っていたのですが、最近はガット弦を使っています。

理由は色々あるのですが、まず音色。

それからボウイングの練習として、軽い弓圧で大きな音を出す技術を身に着けたいと思いガット弦を張っています。

なぜボウイングの練習になるかというと、前述したようにガット弦はボウイングが少し難しく、力任せにゴリゴリ発音すると全く楽器が鳴らずにキイキイ言ってしまいます。

しかしナイロン弦の張力の強いものを張ってると、ある程度ゴリゴリ発音してもそれなりに鳴ってしまうんですね。

 

もちろんナイロン弦でも軽い弓圧で大きな音を出す技術(解説が長くなってしまうのでまた別途記事にします)が身についてる人のほうがきれいな音は出ますが、ガットだとより顕著にボウイングの上手い下手がわかってしまうということですね。

 

それで今の楽器はこんな感じになっています。

 

オリーブじゃなくてオイドクサというガット弦を張っています。(E線はゴールドブラカットプレミアム)

オイドクサはオリーブよりも張力が弱く、発音が難しいです。楽器も古いのでちょっと力むとすぐ音が潰れてしまいます。

しかし!最小限の力で弓の粘りだけでしっとり発音すると何とも言えないいい音がします。。

 

バッハのシャコンヌなんて弾いてると調子よく弾けると素晴らしい音がします。自画自賛ですが、、

 

ガット弦はオールド~モダン楽器だとより音色がマッチするのですが、新作楽器だと合わない場合があります。オイドクサは多分あまり新作には合わないと思うので新作楽器をお持ちの方はオリーブがいいかなと思います。

 

ガット弦、是非一度お試しを!