弦張り替え ~VISION HEAVY&Dominant~

先日弦交換しました。

おや、珍しい組み合わせですね。

今回はG、DをVISIONのHEAVY、通常より太い弦にしてみました。A線はドミナントのミッテル、普通の太さです。

今やってるショーソンの詩曲でE線のきらびやかさが欲しかったので、Eはワーシャルブリリアントという強めの派手な音の弦に。

VISIONのHEAVYは初めてですが、芯があって太い感じの音です。VISIONはナチュラルで音量もありとてもいい弦ですが、MEDIUMだとやや線の細さがあるので、HEAVYのこの音の太さは好印象です。

でもドミナントの方がこの楽器にはあってるかも…

 

ドミナントは寿命短いですが、いい音の時は本当に良くてこの楽器にも合った音色が出るので、それには敵わないかもという感じですね。

 

ワーシャルブリリアントは最近張ってたプリムリサより張りが強く、やや押さえにくい感じがしますが、やはり派手でいい音ですね。でもちょっと詰まった感じもするかも?ナチュラルな音って感じではないです。Eが強い楽器だと音がきつくなるかも。

 

このセットで8月に出演するコンサートのリハもやってみましたが中々良い感じ。本番の時はもうちょい色気がある弦の方が良いかもしれませんが、練習時はこのセットで良いかも。VISIONは寿命長いですし。

 

本番用は…ピーターインフェルド、またはエヴァ・ピラッツィが安定ですかね。去年のソロリサイタルではピーターインフェルドでいい感じでした。今年はどうしましょうか…

 

弦をドミナント+プリムリサに変更

1月末頃にインフェルド・レッド(E線ワーシャルブリリアント)にメイン楽器の弦を交換したが、そろそろ寿命っぽい感じだったので張替え。

いきつけの楽器店でエヴァ・ピラッツィゴールドを勧められるが、あまりに高額なので迷った時のドミナントに決定。

E線はゴールドブラカットを買って張ったが…あまりにプレーンすぎる音なので3日でプリムリサに変更。

まあ、プリムリサもそこまで音に個性がない弦ではあるが、高寿命なのが良いと思う。錆びないというのは大きい。

ゴールドブラカットとくらべるとやや雑味が無いかな?という感じ。

 

最近は色々な弦を張って、エヴァ・ピラッツィやピーターインフェルドなどもかなり良いと思った。しかしどちらにしろ中々高額であるし、今のメイン楽器の音は大分満足しているので、ナチュラルな音で安価なドミナントで十分かなという感じ。

インフェルドレッドはドミナントよりややしっとりしていて、柔らかい音だが、ややレスポンスが悪い感じもしていた。ヴィジョンはレスポンスがよく、音量もあるが、ややクリアすぎてつまらない音になる感じがする。

ドミナントは最近の弦と比べると雑味が多いのだが、この雑味が良いのかな~と最近は思うようになった。レスポンスも良く音量もあり、遠鳴りするタイプの音だと思う。

ドミナントは残念ながら1ヶ月すぎると音が死んだ感じになるのだが、まあドミナントの価格なら毎月替えても負担が少ない。

 

サブ楽器と2ショット。

サブ楽器もドミナントを張っているが、こちらはエヴァ・ピラッツィとかの方が確実に良いと思う。しかしたまにしか弾かない楽器にエヴァ・ピラッツィは贅沢すぎるのでドミナントを張っている。

ドミナントはどの楽器に張ってもそこそこの音質で鳴らしてくれるのが良い。

 

E線のゴールドブラカットは最近プレミアムが発売になり、プレミアムスチール、ブラススチール、24金の三種類の展開である。この中だとプレミアムスチールがまあ良いかなと言う感じ。ブラススチールは音がまろやかでおとなしく、すぐ錆びた感じになってしまう。24金はまあ良いのかもしれないがちょっと高い。この値段だと他の弦の方がいいかな?と思う。

プレミアムスチールは従来のゴールドブラカットより錆びにくく、やや長持ち。といってもほかがドミナントだったら同じくらいの周期だが。

 

弦は高いのを張ってたまにしか交換しないよりは、ドミナント、ヴィジョンあたりを頻繁に張り替えたほうが練習の質の面でも良いと思う。案外弦がダメになったかどうかというのは分かりづらい。いきなり死んだ音になるわけでなく、徐々に劣化していくので、耳がなれてしまうのである。

私は最近はカレンダーにメモして、2ヶ月位たったら音が良いと思っても交換してしまう。本番前でなくても定期的に交換すべきだと思う。

練習量が多いハイアマチュア~音大生はインフェルド・レッドをお勧めしたい。

インフェルド・レッド

こんにちは、Yuukiです。

弦のレビュー記事で、以前もインフェルド・レッドに言及していますが、この弦は練習量が多い人に特におすすめ出来るんじゃないか?と思います。

スタンダードなドミナントは、やや寿命が短く、3週間も使うと音の張りが無くなり、1ヶ月すぎると死んだ感じのデッドな音になってしまいます。

エヴァ・ピラッツィはもう少し寿命が長いですが、テンションが強く、強い弾き方になりがちなので、学習段階の人にはあまりお勧め出来ないかなと思います。値段も1万円近くしますし、コスパが悪いです。

 

その点、インフェルド・レッドはバランスが取れていて、寿命もドミナントより長くお勧めできます。

G線~A線をインフェルド・レッドにし、E線をプリムリサ、ワーシャルアンバーなどの錆びない弦にするのがコスパ的にも、音色的にも良いです。ステンレスのE線は音色が柔らかいものが多く、インフェルド・レッドにマッチします。そのセットで大体6000円しないくらいでしょうか。

 

傾向としては、ドミナントからシャリシャリ感を無くし、音色の張りと深みをプラスした様な弦です。

エヴァ・ピラッツィ程では無いですが、やや張りが強く固めの音で、音量もあります。

強く弾くとドミナントは潰れてしまいがちですが、インフェルド・レッドは雑味混じりの深く強い音がそのまま出ます。

この傾向はピーターインフェルドと似ています。ピーターインフェルドの方が許容範囲が大きいですが、実際練習する際はインフェルド・レッドの方が好ましいです。

エヴァ・ピラッツィと比べると、エヴァ・ピラッツィの方がクリーンで大きな音です。インフェルド・レッドの方がやや太い、甘い感じの音色です。

弓の圧力に対してシビアすぎないが、圧力が高すぎると潰れてしまうので、練習時にここまでやったらダメだな、という所が分かるので良いです。

元々音が硬い楽器だと、ややうるさい感じになるかもしれません。そこまで楽器を選ぶタイプの弦ではありませんが、ドミナントでキンキンしすぎる楽器だと注意が必要かもしれません。

 

寿命も長く、毎日3時間以上練習する人でも1ヶ月半~2ヶ月は持つと思います。私も何回か張っていますが、音色的な寿命は長く感じます。プロの友人も使っている人がいます。

ドミナントは毎日3時間も練習すると1ヶ月持ちません。(音色の寿命)切れることは殆どないので、初心者だとわからずにずっと張ってたりしますが、ドミナントを使う場合はカレンダーを見て、1ヶ月で張り替えるようにしないと練習効率が下がります。

 

注意点としては、頻繁に張りを緩めたりすると、張った時にペグボックスの間の所で切れます。

糸巻き部の糸が細く柔らかいため、耐久性が低いようです。このインフェルド・レッドを張る時はあまり弦を緩めないようにした方がいいです。

 

エヴァ・ピラッツィ、ピーターインフェルドのようなハイエンド弦に似た特色を持ちながら、安価で、寿命も長く、音色も優れているため、非常におすすめできる弦です。