こんにちは、Yuuki Matsuura(Yuuki_st57)です。
メインギターとしてSuhrのStandard S2をしばらく使っているのですが、このギターは22F、メイプル指板、SSHピックアップ、という感じのスペックです。
他にもTom AndersonのClassicやFender Japanのストラトなど似たようなスペックのギターも数本あり、特にフロントシングルのギターが多いので、思い切ってSuhrのフロントをハムに変えてみることにしました。
こういうスペックシートが付いてるようないわゆるハイエンドなギターは改造しないほうが好ましい(リセールに影響する)のですが、このギターは手放さない理由があるので思い切って改造に踏み切った次第です。
Suhr Standard Pro S2のHSH化
ピックガードを入手
まず、ピックガードがそのままの状態だとフロントはシングルサイズなので、そのまま使うと加工するか、シングルサイズハムを載せるしかないのですが、どちらも選択しませんでした。
やはり元々のパーツをどうにかしてしまうのはもったいないし、シングルサイズハムは美観的に自分の中でNGです。
というわけでフロントハムのピックガードを入手する必要があるので、オーダーをするかなと思っていた所ちょうどSuhr Standard用のHSHピックガードをヤフオクで発見!
しかも素材はホワイトパールと、オーダーしたかった仕様とドンズバです。
ちなみに、形がストラトっぽいのでFenderなどから出てるピックガードが使えるのでは?と思われそうですが、Suhrはディンキーサイズであったり穴の場所が違ったりするので、ストラト用のピックガードは使うことが出来ません。
ヤフオクで発見したピックガードは一点だけ気になる所があったのですが、まあ問題ないだろうということで即決購入しました。
結果、オーダーするより大分お安く入手することが出来ました。
フロントピックアップを手配
フロント用のハムバッカーが手元に無かったので、こちらも新たに購入することに。
少し迷ったのですが、リアのSSH+に組み合わせて使われることの多いSuhrのSSVを選択しました。
自分はこういうときはあまり冒険しないタイプです。
サウンドハウスで11000円ほど?で購入し、翌日届きました。相変わらず爆速!
Amazonより早いんじゃないでしょうか。
配線作業
ピックガード、フロントPUが届いたので配線作業開始です。
まず一応ネジ穴などがあってるか確認。
このピックガード、フロイド・ローズ用に作られたようで、ブリッジ付近の穴だけ合いませんがそれ以外はピッタリ。
まあブリッジの所は妥協するとして(そこまで違和感ない)作業を進めます。
今回のピックガードはボリューム、トーンポッドの間に穴が開いてるので、ここを活かしてコイルタップスイッチを付けました。
Suhrは配線がやや複雑なのですが、今回弄る所はそう難しい箇所ではなかったので、色々参考にしながら丁寧に作業したら特に問題も起きず配線できました。
ちなみに、コイルタップの資料に関しては色々見たのですが、Duncanの公式HPの配線図が正解でした。
以前は半田をやるとかならず失敗していたのですが、ここ最近上達してきたのか、失敗することが減りました。やはり何事も慣れですね〜
完成しました!
というわけで、Suhr StandardのHSH化に成功しました!
…若干いかつい感じの見た目になりましたね。
HSH化するにあたりセンターピックアップのカバーも黒に、ボリューム、トーンノブもメタルノブに交換しています。
音の面も大成功!フロントで速いリードを弾く時も非常にスムーズで粘りがあり、かつこもらない感じのスッキリした音も持っているので、非常に使いやすいです。
以前のようなシングルのジャキっとした音を出したいときもコイルタップで解決。
ただやはり本物のシングルの綺麗な音とはちょっと違いますね。これは自分の配線が未熟なせいというのも若干ありそうです。
パールホワイトピックガードにすることでよりハイエンドコンポーネントギター感出たと思います。
まあ最近の流行はレリック加工にエイジドピックガード、カバードハム、といった感じなのでしょうか?そこからするとやや逆行しては居ますが、このギターに関してはこういう改造も似合うんじゃないかなと思います。
ただひとつ、ピックガードのハムの穴がカバード用だったようで普通のピックアップを載せるとちょっとゴツゴツした感じになってしまいましたね。特にフロントがちょっと気になる感じ。
というわけで自分で色々やってみましたがうまく行って良かったです。
それでは、「Suhr Standard S2 AshをHSHにした」でした。