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プレーンガット弦(A線)を試す

こんにちは、Yuukiです。

メインヴァイオリンのRaffaello Di Biagioに張る弦ですがしばらくヴィジョンソロにしていました。

ヴィジョンソロは発音がしやすく音質がクリアかつ柔らかく太く、テンションもそこまで強すぎないので新作のイタリア製楽器には割と合ってる弦と言えるもので、Raffaello Di Biagioにも合っていると思います。

しかしヴィジョンソロでもまだ音質のきつさが出てしまう時がありました。

運弓テクニックでほとんど改善できる範囲では合ったのですがもう少し弦やセッティングで改善できないかなと思い弦を変えてみることにしました。

柔らかくきつさを抑えるとなるとナイロンではヴィオリーノやオブリガート、それかガットを張るしか選択肢はありません。

最近発売される新商品の弦はことごとく音もテンションも強めなので試しては見たいと思いつつ結局反対方向のキャラクターなのでなかなか試せないですね。

ガットは一度オリーブの使い古しを張ったところ少しノイズが気になったのですが、新品は張ったことがなかったのでGDオリーブがちょうど有ったので張ってみました。

GDオリーブ、Aプリム(スチール)

GDのオリーブは新品を張ったところ思ったより良く、もちろん発音の難しさやガットに対応したボウイングを求められますがキツさがかなり緩和されて音色も柔らかくなり好感触。Dはシルバーです。(アルミは耐久性が悪い)

それでGDをガットにしたとき困るのがA線です。

というのもオリーブで揃える場合A線が耐久性に難がありすぎて実用に耐えないため、別の銘柄の弦にすることが多いのですがそれがなかなか良い組み合わせを見つけるのが難しいです。

定番はAだけドミナントですがこれも自分ではしっくり来ず、ドミナントは寿命も短いため違う弦を探してみることに。

まず試したのはショップでおすすめされたプリムです。アメリカに留学してるプレイヤーの方が気に入ってるということでおすすめされたので試してみました。

かなり安い弦ですね。スチール弦です。

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E線もプリムのリサ。これは錆びないステンレス線のE線でとにかく錆びないのが素晴らしいです。

この組み合わせもドミナントよりはかなり良く、スチール弦=音が良くないというイメージが完全に覆されました。

音が柔らかく太めのサウンドなのでガットにも合いますし発音も楽で音程も取りやすいです。

難点としてはスチールなのでチューニングが難しくアジャスター推奨、あと弦が細めなのでナットと駒への影響が少し気になるという点です。

しかし基本的にはかなり良い弦だと思いました。

GDオリーブ、Aコルダ

プリムはいい弦でしたがナットや駒への影響、それとアジャスターのことを考えてやはりナイロンがガットで探してみることにしました。

とはいえオリーブは使えない、オイドクサやゴールドもAは割と高い、ナイロンだと良いものがない…

とそこで思い出しました。プレーンガット弦の存在です。

プレーンガットというのは巻線をまかないで素の状態のガット弦のことですがイメージとしてはバロック楽器に張る印象が強いでしょう。

しかし近年これを普通のモダン楽器、モダンチューニングでの演奏でも使えるという意見を結構聞くようになり、物は試しと思い買ってみました。

まず買ってみたのはピラストロのコルダ。

PIRASTROから発売されているプレーンガット弦です。基本的にバロック楽器用となっていますが普通に張ることができます。

巻糸やボールエンドはないので自分で結び目を作ってテールピースに引っ掛けます。

自分は8の字結びでやってみました。

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少し冴えない見た目になりますがこれがプレーンガット弦です。

音はというと非常に豊かで乾いた美音が出ました!運弓は巻ガットより難しくかなり気を使いますが柔らかく中身の詰まった複雑な音がしつつ、しっかり乾いた飛ぶ音がします。

音量も全く問題なくしっかり出ますね。ノイズ感は少しだけ気になる印象でしょうか。

こちらかなり良い印象でしたが毛羽立ちなどが出やすい点は要注意で、あとから聞いた話だとオリーブオイルなどを毎日塗って保護したほうが良いとのことです。

GDオリーブ、A TOROガット

そして今使ってるA線がこちらになります。

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イタリアTORO社のガット弦です。

こちら種類が色々あって難しかったのですがひとまずミディアムの1Varnishというものを試してみました。

ムジカ・アンティカ・湘南さんで購入しましたが配達までに少し時間がかかったり電話が繋がらなかったりと色々ありましたが無事届きました。

張り方はコルダと一緒です。

こちらはコルダと比べてみるとノイズの量と弾きやすさが大分改善されているのに音の豊かさは全く負けていないという素晴らしい結果になりました。

発音もナイロンと比べればもちろん難しいですがコルダほどの神経質さが少なく弾きやすく、

もちろん音量も問題ありません。

また5日ほど弾いていますが毛羽立ちはまだ見られず、耐久性にももしかしたら優れているかもしれません。念の為オリーブオイルの保護は毎日しています。

入手性が悪いですが値段もかなり安く音が良いので素晴らしい弦だと思いました。

まとめ

というわけで今現在GDオリーブ、A TOROプレーンガット、Eプリムリサという組み合わせになっています。

ナイロン弦の時と根本的に弾き方を見直す必要がありましたがこちらのほうがヴァイオリンらしい美音が出ますし本来のヴァイオリンらしい音だと感じましたのでしばらくGDAはガットでやっていこうと思います。

オリーブは結構値段が高めなのでGDに関してはオイドクサ、ゴールドも試してみたいと思います。

Dはオリーブが安く出ていたのでまとめ買いしてあるのですが、Gはまずゴールドかな。

これで色々演奏もやっていこうと思います!

以上、「プレーンガット弦(A線)を試す」でした。

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