ベンジャミン・ブリテンのヴァイオリン協奏曲は、結構マイナーな曲だが、最近演奏されることが多い。
1楽章はリズムが特徴的で、活き活きとした前半部と、不思議な感じの後半に別れている。楽譜を見てみると、思った以上に難しい。
2楽章はVivaceで疾走感がある。途中でCadenzaに入り、Ataccaで3楽章に突入する。3楽章は1~2楽章と比べるとややパッとしない感じ。
ベンジャミン・ブリテンは、日本ではややマイナーな部類だが、聴いてみると中々良い曲がある。名前からして想像できるがイギリス人である。
CDでお勧めなのは断然ジャニーヌ・ヤンセンの演奏。
動画のソリストは三浦文彰という若手のヴァイオリニスト。大河ドラマ真田丸のオープニングテーマのソロを弾いたり、ルックスが良かったりして、今とても人気がある。
彼の音色は結構独特で、ちょっと昔の名人っぽい?音がしている。テクニックも卓越しているが、どちらかと言うと歌うようなフレーズが上手い。
チャイコフスキーの協奏曲などはかなり得意だと思われる。(Hannoverのコンクールで優勝した時の曲もチャイコフスキーの協奏曲だった)