こんにちは、Yuukiです。
電車移動中などに僕は必ず音楽を聴いたり動画を見たりするのですがその際主にAppleのAirPods Proを使っていました。
AirPods Proは説明不要の有名イヤホンでノイズキャンセリング機能や空間オーディオに特化したイヤホンで、iPhoneやiPad、Macを使う方には非常に相性が良いイヤホンです。
これを発売当初から気に入って使っていたのですがついに壊れてしまいました…
ちょうどAirPod Pro2が出るとかあったりしてそちらに買い替えても良かったのですが、今回はAirPods続投とせず違うTWS(完全ワイヤレスイヤホン)を選ぶことにしました。
理由は以下のとおりです。
・AirPods Proは音質は良くはない(ひどく悪いわけでもないが)
・有線でAndroid DAPを使うことも増えてきたので必ずしも毎回TWSを使うわけではない
・AirPods Proは円安やあれこれがあり値段が高すぎる
一言でまとめてしまうと値段に対する音質のパフォーマンスの悪さですかね…
良い音で聴きたいときは家ではヘッドホンやオーディオシステムを使いますし外でも有線でDAPで聴けばいいので、そもそもTWSで音質に拘る必要はありません。気軽に聴きたいときに使えば良いのでもっと安くコスパが良いものを探してみることにしました。
そこで見つけたのがAVIOTというブランド。日本の会社のようで結構色々とラインナップがあります。今回はその中でもお安めなTE-D01gsというものを購入してみました。
AVIOT TE-D01gs
基本スペック
- イヤホン単体で10時間、ケース併用で50時間持つバッテリー
- IPX7相当の防水機能搭載
- 外音取り込み機能搭載
- AAC,SBC,QualcommR aptXのコーデックに対応
- 無くしてもスマホですぐ探せる「イヤホン探知機能」搭載
- 充電端子はTypeC
バッテリー持ちがまず良く防水機能や外音取り込み機能などの快適に使う上で重要な機能が備わっています。
aptXなどにも対応しているので対応するデバイスでは高音質で再生可能ですね。
TypeCで充電できるのも嬉しいポイント。iPhoneだけだよ…(泣)
実際使用してみて
使用感
まず使用感についてしばらく使ってみて感想を書いてみようと思います。
ペアリングは簡単でストレスフリー、僕は基本iPhoneと繋いでいますが一回ペアリングすれば次からはケースから取り出すだけで特に操作不要ですぐに音楽を聴くことができます。
可愛らしい女性の声で接続確認のアナウンスがあり(日本語、英語どちらも選べます)それが聞こえたらすぐに再生可能という感じです。
装着感に関してはややイヤホン本体が大きく不安定な感じもしなくはないですが、落ちたり外れやすかったりすることはなく特に問題ないと思います。イヤーピースは標準でMサイズですがそれぞれS、Lサイズもついてきます。
ケースから取り出すとき、それとケース自体がツヤツヤで滑りやすいので注意が必要です。電車移動中などに急いで取り出すと滑って落とす恐れがあるので、なるべくしっかり掴んで余裕を持って取り出すようにしましょう。
アクティブノイズキャンセリングはありませんがしっかり遮音性が有るので結構外の音は聞こえません。
本当はAndroid DAP(Hiby R5)と繋いだほうが良いのですが(aptXが使える)一回アンビエントモードにして戻さないとブチブチノイズが目立つのでiPhone運用にしています。
イヤホンのボタンを押すと音量調整や再生停止ができます。これも簡単ですがやや耳を圧迫するような操作感なので基本プレイヤー側で操作しています。
最初はAirPods Proに慣れていたので違和感がありましたが慣れれば大丈夫な感じでした。
Type Cのケーブルで充電可能で、自分の環境ではC To Cケーブルでの充電も可能でした。しかし充電器によってはC to Cケーブルだと充電できないこともあるようなので不安な方は付属のA to Cケーブルを使いましょう。
音質
音質は驚いたのですが結構良いです!
AirPods Proと比べるとやや良いかなという印象、低音や高音がすごく出るというよりもフラットよりの中高域がよく出ているタイプで癖のない音質と感じました。
クラシックを聴いても綺麗に鳴らしてくれますしバンドサウンドも気持ち良く迫力があります。
TWSでこの価格を考えると十分かなという印象です。
アプリでのイコライザーはあまりいじり過ぎないほうが良いというか特に必要ないと思いました。
外音取り込み機能について
これはあまり出来が良くなく、かなり不自然な音なのであまり良くないと感じました。なにか聞きたいときは面倒ですが外したほうが良いでしょう。
まとめ
基本性能に優れ、気の利いた機能も備わっており音質も十分なので満足できたTWSとなりました。
そもそもTWSってあの小さい本体の中にバッテリーや色々詰め込んで音のドライバーも積まなきゃいけないのでそもそも構造的にどうしても音質重視は無理があるんですよね。
そう考えるとある程度のところで妥協する必要があり、その妥協するレベルにもよりますがこの製品くらいでちょうど良いところなのかなと思いました。
少なくともミドルエンドの有線イヤホン、ヘッドホンと比べてもそこまで悪く感じないので、普段かなり良い有線を使ってる方でなければ十分使えるレベルには達してると思いました。
以上、「AVIOT TE-D01gs レビュー : 十分な音と機能、隠れた名イヤホンかも…?」でした。