エレキギターの弦って色々ありますね。
俺も散々色々試しました。
ダダリオ、アーニーボール、エリクサー、DR、Rコッコ、トマスティーク…
今日はちょっとそれぞれ特徴を書いていこうかなと。
基本的に10-46を張っているので、10-46ゲージでの感想です。
ERNIE BALL(アーニーボール)
パッケージがアメリカンなアーニーボール。
張りたての音はとても気持良いギラギラした音が出ます。すぐ落ち着いてしまいますが…
やや寿命が短く、2周間くらいで音色的にも、触り心地的にも悪くなってくるので、交換したほうが良いでしょう。
個人的には結構好きな弦ですが、寿命が短いのがネックです…
スティーブ・ヴァイなどの大物も使っているそうで、パッケージ裏に使ってるミュージシャンの名前が書いてあります。
D’Addario(ダダリオ)
アーニーボールと並んで業界スタンダードなダダリオ。
アーニーボールはジャリジャリ、ギラギラ感がある音ですが、ダダリオはアーニーボールよりはやや落ち着いた音色。
コーティング弦ではないのでそのうち錆びてしまいますが、アーニーボールよりもやや錆びにくいです。3週間位は持つかな?
ダダリオでも色々種類があって、値段も色々ですが、EXL~というのが基本的なやつ。
NYXLというのも相当良いようですが、高価です。EXLの2倍くらい。
迷ったらダダリオのEXLで間違いないでしょう。
Elixir(エリクサー)
コーティング弦で有名なエリクサー、とにかく高寿命で、1年間張りっぱなしでも錆びません。
コーティングのせいで音はそこまで良くはないのですが、ダダリオが馴染んできたくらいの音が長く続きます。
パッケージの値段はやや高いですが、とにかく持つのでダダリオやアーニーボールをしょっちゅう交換するよりコスパは良いかもしれません。
ポリウェブ、ナノウェブ、オプティウェブの順にコーティングが薄くなっていき、音も自然になっていきます。と言ってもオプティウェブで十分効果あります。オプティウェブはほとんどノンコーディング弦と音が変わらず、中々おすすめです。
あえて欠点を言うと、張替え時期が分かりづらく、フレットや指板のメンテナンスを怠り気味になることでしょうか。あとギターを弾いたあとに拭かなくなりがち…
プロの人が結構使っている印象があります。
俺も一時期はずっとエリクサーでしたが、今はなんとなく違う弦を使っています。
SIT
SITというのは、ステイ・イン・チューンの略だそうで、チューニングがとても安定するという特徴があるらしいです。
といっても、俺が張った時は特に…という感じで、普通の弦という感じ。
フロイドローズだともうちょっと効果がわかりやすいのかもしれません。
ちょっと張りは強めで、硬い感じです。
俺が大好きなギタリスト、山本恭司さんはSITの095~44という弦を張っているそうです。CharさんもSITだったかも?
DR
ちょっと高級な弦、DRです。ハンドメイドだとか。
今自分のギターに張っている弦です。音のバランスがいい感じで、タッチも良いです。
ギラギラはしてないけど、リッチな感じでしょうか。
持ちも中々良いかなと思います。
メロデスバンド、チルドレン・オブ・ボドムのAlexiが太いゲージのDRを使っているそうです。
すっごく良い!という訳ではないですが、中々バランス取れてて良いんじゃないかと思います。
R・COCCO
こちらもハンドメイド、R・COCCOです。
結構前に張ったのでちょっと忘れ気味ですが、結構良かったイメージがあります。あまり錆びない感じでした。
評判はとても良いようです。ベースの弦も良いみたいですね。
THOMASTIK(トマスティーク)
ヴァイオリンのドミナント等の弦で有名なトマスティーク・インフェルドの弦です。
これはとても良かったです。10~のゲージでも結構柔らかく、リッチでマイルドな音色でした。
寿命も長く、あまり錆びなくいい感じでした。
あまり取扱店が無いのですが(アマゾンも無かった)、サウンドハウスで買えます。一度お試しください。
まとめ
ここまで色々書いてみましたが、エレキギターの弦はヴァイオリンみたいに劇的に音が変わる訳ではありません。
手汗が酷く、すぐ錆びさせてしまう人はエリクサーが良いと思いますが、基本的に拘らない場合ダダリオかアーニーボールで良いのではないでしょうか。
エレキギターの弦は1セット500円~1500円くらいと安いので、色々買って試してみるのもいいかと思います。
俺も今張ってあるのはDRですが、予備がダダリオなので、次はダダリオを張ると思います。適当な…