こんばんは、Yuukiです。
中々自分のヴァイオリンに合う弦が見つからなくて色々試し中なのですが、先日エヴァ・ピラッツィを購入してみたのでレビューしてみます。
エヴァ・ピラッツィの特徴
非常にきらびやかで強い音が出る弦として有名で、多くのプロ奏者、ソリストが使用していることでも知られています。
音が大きく派手な音が出る弦として有名なのですが、僕はサブ楽器を購入した時に張ってあったのを使ったくらいで、自分で買ったことはありませんでした。
値段も高価な部類に入ります。(2017年現在約1万円)寿命はナイロン弦としては平均的な部類で1ヶ月半ほどらしいので、コストパフォーマンスは良くないと思います。
実際に張ってみた
評判通り輝かしい音で、音量も大きいです。しかし張力が強く押さえづらい感じと、この楽器だとオールドっぽい箱鳴り感を殺してしまう感じがして、少々きつい音になってしまいました。
というわけでこの楽器はヴィジョンソロに張り替えて、新作のサブ楽器の方に張ってみます。
こっちは相性が良いようで、活き活きと鳴り始めました。こっちの楽器はヴィジョン等を張るとあっさりしすぎてしまっていたのですが、エヴァ・ピラッツィだと表情豊かな音色になります。張りが強いのも新作なので問題ないです。
強いけどキンキンする様な感じではなく、太い感じの音なのでソロ演奏にもってこいという感じです。アンサンブルだと少し主張し過ぎかもしれません。
こういう人に向いている
ソロ演奏でも、自己主張をしやすい弦なので、控えめに弾くというよりもバリバリ目立ちたい方におすすめです。
オーケストラプレイヤーや、控えめに演奏したいという方は違う弦をチョイスしたほうがいいと思います。ヴィオリーノやトニカが良いと思います。
リピートするかどうか
ちょっと値段が高いので迷ってしまうところですが、サブ楽器に張る弦としては一番相性が良さそうなので、とりあえず金銭的に厳しくならなければリピートすると思います。
そう言えば音をもっとマイルドにしたというエヴァ・ピラッツィゴールドというのもあるので、次はゴールドにしてみようと思います。
今までやった弦のレビューはこちら 弦のレビュー