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FRIEDMAN BE-OD レビュー : ”あの音”がする上質なハイゲインエフェクター

こんにちは、Yuukiです。

エレキギター用歪みエフェクター、FRIEDMAN BE-ODを入手して使ってみたのでレビューします。

スペック、仕様

BE-OD・オーバードライブペダルは、世界中のワールドクラスのミュージシャン達に愛用されステージを魅了しているフリードマンアンプのフラッグシップモデル「BE-100」の極上のトーンを見事に捉え、オーガニックな真空管アンプのサウンドを再現します。 ギターのボリュームに対する反応も早く、 ボリューム・ゲイン・タイト・ベース・トレブル・プレゼンスのノブの効き具合も抜群に良く、軽いオーバードライブからクランチトーンそしてミッドの倍音豊かな憧れの至高のゲイントーンへと心ゆくまでお楽しみいただけます。米国でビルトインされ、長年に渡るツアーなどの過酷な環境にも耐えうるようデザインされています。

http://www.musette-japan.com/friedman_contents/pedals/beod/
  • ブリティッシュ系オーバードライブ(所謂改造マーシャル系)
  • 9V-18V駆動
  • トゥルーバイパス

そのままズバリ、FRIEDMANのフラッグシップアンプBE-100の音をモデルにしたオーバードライブペダルです。

BE-100はかなり高額ですし重いアンプなので中々実際使うのは難しいですがこのサイズのペダルなら持ち運びも楽ですね。ペダルの重量自体も軽めです。

パッケージ

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楽器店で購入したので代理店シールが張ってあります。

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ベロアっぽい袋に入っています。

特別高級感を演出するようなパッケージではありませんが、箱は結構しっかりしており梱包も適切でしっかり保護されている感じがして好印象です。

機能

コントロールはTREBLE、BASS、PRESENCE、TIGHT、GAIN、VOLとなっておりそれぞれ高域、低域、超高域、超低域の絞り、歪み量、音量となっています。

さらに裏蓋を外すと内部に歪み量のトリマーがあり、マックス歪み量の調整が出来るようになっています。

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出荷時状態はここが全開になっている事が多いようですがそれだとかなり歪みすぎるので12時付近にしておくと丁度良いかと思います。自分は購入時からたまたま12時になっていました。現在13時くらいにして使っています。

EQはそれなりに効く印象ですがガラッとキャラクターを変えるほどのものではなく、バンド内で音抜けが悪いとか逆に音が目立ちすぎる際に調整する程度のものだと思います。

音はそのものズバリFRIEDMANの音がします。

BE−100のアンプを4発キャビに繋いだ音とは当然レンジの違いなどはありますが、しっかりFriedmanの音だなという感じはします。

某ハイエンド楽器店でBE-100を弾かせてもらった時やKemperでFriedmanBE-100のモデリングを使っていた時の音とかなり近い印象があります。

リアのハムで手元のボリュームをMAXでザクザクとしつつもMIDに粘りがある音とポジションをフロントのシングルにした時の歯切れの良さは絶品です。

内部トリマーを12時に絞った状態でゲインを12時ほどにしてもかなり歪みます。ブースターいらずでメタルのリフやソロが弾ける程です。

トリマー全開だとかなりノイズが目立つと思います。トリマー12時でもややノイズは出るのでノイズサプレッサーを入れると良いでしょう。自分はBOSS NS-2のループに組み込んでいます。

PRESENCEやTREBLEの使い方がキモでやや上げ目にすると噛み付くようなバイト感が出てきます。

あまりバイト感が出すぎるとくどくなりますがニュアンスを出すのに役立ちます。

音の潰れる感じはあまり無いですがレンジはギュッと中域に寄った感じがします。5150とかハイゲインアンプのリードチャンネルだともっと全体に音圧が出て迫力が出すぎますが、このBE-ODはちょうど良くMIDに重心が集まってるのでリードの音抜けがかなり良さそうです。

アンプライクかと言われるとアンプライク系だと思います。とはいえアンプの歪みとはキャラクターは違います。

エフェクターっぽい歪みとアンプライク系の歪み、それからアンプそのものの歪みはどうしても違うものだと思います。

個人的にFriedmanの音が好きでバンドやってたときもKemperのBE-100をメインの歪みとして使っていたので非常に好みの音でした。

ODかと言われるとDistかなぁという気もします。ODにしては歪み量が多すぎます。

今後ハイゲイン系の音作りのメインで使っていこうと思っています。

まとめ

FRIEDMAN BE-ODのレビューでした。

FRIEDMANの音が好きな方には文句なしでおすすめできますし、使いやすいハイゲイン系ペダルを探している方はまず候補に入れてもらいたいペダルです。

この音がペダルで出るならアンプシミュなくてもいいかなと思ってしまうくらいですね。

ただ音の方向性やキャラクターの幅は狭めですので気に入らない方はとことん気に入らないかもしれません。

音の質としては非常に高いと思いますし変なエフェクターっぽい癖のある音では無いので、基本的には使いやすくいい音って思われることが多いのでないかと思います。

そういえば、買ったあとに思い出したのですが前バンドオフ会に行った時にいい音だなーと思って話を伺った方が使っていたのがこのBE-ODでした。すっかり忘れていたのですが…

非常にバンドセッションで存在感のある音でした、その方の実力も当然ありますがやはり良いペダルなのは間違いないです。

以上、「FRIEDMAN BE-OD レビュー : ”あの音”がする上質なハイゲインエフェクター」でした。

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