遅くなりましたが明けましておめでとうございます。今年も当ブログをよろしくお願いします。
今日はKemperを使う際のパワーアンプの話。
俺が所有しているKemperはパワーアンプなしのHEADですが、実際パワーアンプが無い事でどうデメリットがあるのか?と考えてみると、
・スタジオ、ライブの際に常設のアンプ・パワーアンプを通して音が変わってしまう
・好きなキャビを使いたい場合、別途パワーアンプが必要となる
この2つが気になる所だと思います。
上の場合、音に相当こだわる人にとっては割と問題になってしまうのかもしれないが、逆に好きなパワーアンプ、もともと良いパワーアンプ(VHTなど)を持ってる人にとってはメリットになりうるかも?
実際Axe-FXやHelixを使う場合、どちらもパワーアンプが無いので拘る人はFRYETTEとかを使っているっぽいです。
しかしFRYETTE等は重いので、軽いパワーアンプ(エレハモの44マグナム、iSP STEALTH PRO)を持ち歩くのが現実的だが、これらのパワーアンプは音に余裕がない、音圧が足りない現象が起こるらしいです。
Kemperのパワーアンプ付きだと600wでそれなりにパワーがあるので、それに比べると音質は劣るかも。
でかいパワーアンプは10万クラスなので、結局パワーアンプ付きKemperを最初から買ったほうが幸せになれる、という結論。
さて、後者の家などで好きなキャビを使いたい、という場合ですが、
今俺は家ではMarshall DSL5CのセンドリターンにKemperのモニターアウトからケーブルを繋いで出しているのですが、これは10インチスピーカーでやや迫力不足が否めない。まあマンションなので迫力がありすぎても困るのですが。
俺の場合Marshallのキャビの音は割と好きなのでそこまで問題ではないし、DSL20Cなどのコンボだと12インチ一発なので、不満が出たらそういうのに買い換えようかなと思っていますが、そもそもMarshallが好きじゃない場合もあります。
Bognerとかケトナー、MESA BOOGIEのキャビ等が使いたい場合、やはり別途パワーアンプを用意する必要があります。
家や自宅スタジオでメインで使う場合、持ち運びはそこまで考えなくて良いため、そこそこパワーが有るラックタイプのパワーアンプを買えば良いが、結局上と同じでコストが掛かります。
最初Kemperを検討したときは「パワーアンプいらんだろ…」と思って迷わずパワーアンプなしにしてしまったが、ここに来てPOWER RACKにしとけば良かったかもと若干後悔。
まあいざとなったら中古で流してもほとんど目減りしないだろうし、POWER RACKに買い換えるのもありかもしれません。
今からKemperを買おうと思ってる人は、出来ればパワーアンプ付きを買うことをおすすめします。7万ぐらい高くなるけど、結局別途用意するとそれ以上かかってしまうし、重さの問題もありますしね。