こんばんは、Yuukiです。
怪我の具合もだいぶ良くなってきました。
僕はヴァイオリンを二台所有しているのですが、そのうちの新作楽器の方の駒と魂柱を今日交換して調整してもらって来ました。
新作楽器と言っても2010年製、製作から7年経っております。購入してからは5年位でしょうか。
そのあと去年モダンの楽器をお迎えしたので、使ってる年数は断然今日調整してもらった楽器のほうが長いです。
しかし、買ったときから音量は大きく比較的豊かに鳴る楽器だったのですが、音色のバリエーションに乏しく、音が硬いという不満がありました。
一時売却も考えて色々動いたのですが、以前弟子入りしていた先生に調整で結構良くなると思うと言ってもらえたので、普段お世話になっている楽器店で見てもらいました。
結果、駒と魂柱の材質&加工などで変わるだろうとのことで、3日預けて調整してもらいました。
以前付いていた駒がこちら。
E線の皮が何かの拍子で剥がれてそのままにしたせいで溝が深くなりすぎてしまっています。
ちなみに職人さんによるとこれも中々良い駒なので取っておいたほうが良いとのことでした。
楽器自体はハンドメイドですが、駒はその工房の一般的なものでこの楽器向けに特別に作ったものではないようです。
変えてもらった駒がこちらになります。
見えにくくて申し訳ないですが、Despiau 3 Stelleです。
Despiauの駒はAUBERTと比べて硬めの音だと噂で聞いていたので本当はAUBERT De Luxeが良かったのですが、お店にAUBERTのストックが無く(元々De Luxeはあまり今出回っていないそうです)Despiauでも良い結果になるとのことだったので工房にお任せしました。
色が白い感じがしますが中々良い個体に当たったかなと思います。
ちなみにモダンについてるAUBERT De Luxeはこんな感じです。
光の加減で大分見え方違いますが、ちょっと色が濃い感じしますね。
魂柱は写真を撮るの忘れてしまったのですが、目が詰まったいい木材のものを入れてもらえたみたいです。
肝心の音はと言うと、深みが出て音色も柔らかくなりました!
初日なのでまだ馴染んでない感じはありますが、いい傾向なのでおそらく弾き込んでいけばかなり思った通りの音になると思います。
駒、魂柱を調整するのはプロの職人さんでないとまともに出来ないので、お店で時間をかけてやって貰う必要がありますが、大きく楽器の雰囲気が変わるのでお持ちの楽器に不満がある方は調整してもらうと良いかもしれません。