こんにちは、Yuukiです。
しばらくキャッシュレスでカード払いのみにしていましたが、使いすぎ防止のためにクレジットカードを封印し、Kyashカードも使いにくくなってしまったので現金を持ち歩くことにし、財布を復活させました。
復活させた財布はキプリスの二つ折り札入れで小銭は入らないタイプ。カードとお札しか入らないので分厚く不恰好になりませんしブライドルレザーというしっかりした革なので非常に質感が良いです。
小銭はあまり使わないのですが現金払いをするとどうしてもお釣りなどで小銭は出るので、小銭入れを用意することにしました。
しかしフリマサイトで購入したところ手違いで希望の色と違うものが届いてしまい…クレーム案件ですがまあ定価から考えると非常に安価でしたし、家に残っていた染めQスプレーで染めて見ることにしました。
染めQは特殊な技術で、素材の風合いを変えずに染められるらしく、色落ちもしにくいとのこと。
以前布地には使った事ありますが、革製品に使うのは初めてで、若干ビビりつつも作業して見ることにしました。
この濃い緑を黒に変えてみようと思います。素材はシルキーキップという非常に柔らかい牛革で手触りが良いものです。
まず風通しの良い屋外で行います。この種類のスプレーは体に有害なので、必ず屋外でマスクをして行いましょう。
缶をよく振り、全体に満遍なく迷わずにスプレーします。ゆっくりやってしまうとムラになってしまいやすいとのこと。
全体に塗り終えたら3分くらい乾かし、またスプレー。これを希望の色になるまで行います。
4回くらい繰り返し、希望の色になったら30分放置します。
そして30分経ち…ちょっと失敗かな?なんかゴワゴワ感があり、柔軟性も失われてる気が…
ところが数時間経ち触ってみた所あの柔らかさが復活し匂いも塗料の匂いではなく革の良い匂いに戻りました。やはり30分放置しても乾燥、定着が十分ではないようです。
今触ってみると完全に柔らかいキップレザーの風合いが元通りになっています。色もムラになっておらず成功したと言えるでしょう。
左側のブライドルレザーの札入れと並べても色は同じ様な感じで真っ黒になっています。素材の仕上げが違うのでやや統一感が無いですがどちらもキプリスと言うことで…
ちなみに昨日購入したムサフィアのケースも一部色落ちしていたので軽くスプレーしてみましたがこちらは少し素材がゴワッとしてしまい風合いが変わってしまいました。見た目もなんだかそこだけテカッとしてしまいこちらはやや失敗と言えるでしょう。目立たない所で良かったですが…もしかしたら布より革製品の方が相性良いのかもしれません。
そんな感じで染めQは革製品には相性が良いと思います。ですが念の為、お手持ちの革製品に試す時はまず目立たない所で、自己責任でお願いします。
布繊維にはよほどのことがない限り、また風合いの変化が許容できる場合のみ行ったほうが良さそうです。
それでは、「染めQで革製品の風合いは変わってしまうのか?」でした。