先日、Wharfedale DIAMOND 10.1というスピーカーを中古で購入しました。
今までスピーカーはこだわっていた時はTEACのS-300 NEO、YAMAHAのNS-BP200などを所有していたのですが、飽きて売ってしまい、USBスピーカーやBluetoothスピーカーで聴いていましたが、S-300NEO等の良いスピーカーの臨場感がやっぱり忘れられなく、某中古電化製品ショップで買ってしまいました。
何度同じことを繰り返すんだと言う感じですが(笑)このスピーカーWharfedale DIAMOND 10.1は気に入ったので、売ったりしないで長く使いたいと思ってます。
ちなみに、購入価格は2万円と消費税でした。相場からすると少し安いです。生産終了品なので、新品は結構高くなってしまっていますが、大体中古の相場は3万くらいでしょうか。定価は5万くらいだったと思います。
Wharfedaleという会社
あまり聞いたこと無い会社だったのですが、1932年に創業されたイギリスにある歴史のあるブランドだそうです。
日本ではあまり普及していなく、このDiamond 10.1が発売された最近になって知名度が上がってきた、とう感じです。
しかし、TANNOYなどとも比較されるほどの由緒あるオーディオブランドだそうです。
外観がとても素敵
周りが汚くてすみません。
前面はツヤツヤのピアノブラック仕上げ、側面と上下面は張りローズウッドで非常に高級感があります。
サランネットを付けるとこんな感じ。
あまりおしゃれじゃないですし、ユニットを傷つける心配は無いのでいつも外しています。
裏面には生産国表記と端子があります。
Assembled in Chinaなので、イギリスで設計して、中国で組み立て、生産を行っているということですね。
見た目がこれまで持っていたスピーカーの中でもトップクラスに高級感があり、所有欲が満たされます。
いざ設置
それまで置いていたYAMAHAの古いMS-2500Sと交換して聴いてみたのですが、良いんだけどなんだかパッとしない。S-300NEOの時となんか違う感じがします。機種が違うので当然なのですが。
価格コム等のレビューを見ても概ね高評価なのですが、気になるところが数点。
・ポジションにシビア
・バイワイヤリングで繋いだほうが音がいい
などの記述が割と多くあったので、ポジションを変えて、簡単バイワイヤリング(4芯のケーブルを使ってアンプは一つの端子、スピーカーはバイワイヤリング接続)で繋いでみたらかなり良くなりました。
置いてみた感じ
一応レンガの上にインシュレーターを置いて、振動を殺してるんですが、なにぶん机の強度が足りないため不安定な感じになってしまいます…… 近いうちにスピーカースタンドに変えたいです。
BEHRINGERのオーディオインターフェイスからmarantzのプリメインアンプに繋いで、そこから出力しています。BEHRINGERはちょっと使いにくいので変えたいところ。
このmarantzのプリメインアンプはかなりいい感じです。結構古い機種ですが、音に温かみがあって良いです。
中華デジタルアンプだともう少しこじんまりしたつまらない音になったので、なるべくしっかりしたアナログアンプで鳴らすのがお薦めです。
音の感じ
結構味付けが少ない、モニターライクな音です。どちらかというと低音寄りですが、全体的に解像度が高くはっきり音が出ており、非常に定位感も良いです。
モニターライクな機種ですと臨場感、ダイナミックレンジが少ない感じを受けることがありますが、このWharfedale DIAMOND 10.1はそんなことがなく、非常に臨場感あふれる音作りになっています。
音のバランスもよく、なんのジャンルでもそつなく鑑賞できます。
しかし、セッティングと聴く場所を選ぶので、例えば今画面を見てブログを執筆しながら聴いてる場所では定位感、ダイナミックレンジがそこまでではない感じです。
あと1メートルくらい離れれて聴くとかなり良い感じになるのですが、作業中にベストなポジションが取れないのは少し痛いですね。
まとめ
・デスクトップオーディオというよりも、ピュアオーディオ環境を整えられる人向け
・2万円台前半だったら買い、3万を越すようだったらDALIのZensor1などと比べてみると良いかも。
と言った感じです。少し知識や経験がないと良さを引き出しにくいスピーカーかなと感じました。しかしポテンシャルはかなり高いため、中古市場でお得に買えればラッキーでしょう。