Axe-Fx II XL+とKemper、Helixのざっくりレビュー【アンプシミュレーター】

こんばんは、Yuukiです。

今日、楽器店で今流行のアンプシミュレーター

Axe-FXⅡ XL+

Kemper

Helix

を試奏してきました。

 

それぞれ、デジタルハードウェアアンプシミュレーターとしては、最高峰の機材で、プロのギタリストにも絶賛されているものです。

様々なアンプそっくりの音が、かなりのレベルで再現できる夢のような機材です。

結構高額なのですが、音は素晴らしく、私も導入を検討している所です。

今日始めて触って、一時間も弾いていないのですが、ちょっと弾いた感じで解説混じりでレビューしてみようと思います。

 

Axe-FXⅡ XL

参考動画

デジタルアンプシミュレーターで、最初にプロのレベルで注目されたのが、多分Axe-FXだったと思います。

それまで、Line6のPOD等はあったのですが、プロで使えるレベルでは無かったようです。デジタル臭い音、とも言われているのですが、ちょっとモコモコしてヌケの悪い、解像度の低い感じでした。

Axe-FXシリーズは、それまでのアンプシミュレーターとは全く別物の、非常に解像度が高く、実践向けの音で、様々なギタリストのステージ、スタジオで使われています。

 

弾いた感じ、非常に解像度が高くて綺麗な音です。CDの音がそのままモニタースピーカーから出ている感じでした。

アンプそのもの、というよりも、EQやコンプレッサーなどをレコーディング時にかけて、より良い音にしたような出音です。

ピッキングニュアンスや、ギターのボリュームを絞った時の音色の変化も非常に自然です。

MESA BOOGIE、Bognerなどのハイゲイン系はもちろん、クリーン、クランチの音も非常にキレがよく、弾いてて気持ちよかったです。

非常に解像度が高く、鮮明な音なのですが、デジタル臭い感じは今日試した中で一番無く、アンプよりいい音なのでは?と思わせられました。

 

お値段は……388,800 円(2018年1月現在)!ちょっと思いきらないと買えない値段です。SuhrとiPhoneXを買ったばかりなのでやや厳しいです……

Kemper プロファイリングアンプ

参考動画

最近で一番革新的な機材と言われるKemperです。

独自のプロファイリング技術で、どんなアンプでもまるごと音をコピーしてしまうという、これまでの常識を覆したアンプです。

今までのアンプシミュレーターは、Axeもそうなのですが、いくつかのアンプ・モデルがそのシミューレーターの中に入っており、それを自分好みに調整するという感じです。

しかし、Kemperはプリセットで入っていないアンプも、実機を丸々コピーして、取り込んでしまうので、世の中にあるアンプ全て再現できます。新しいアンプももちろんコピーできます。

そのコピーの再現度も凄まじく、その場で比べても殆どわからないレベルです。

FenderやDumbleなどのクリーン系のアンプをコピーして、実機ではありえないほどゲインを上げたり、EQを調整することも出来るので、その辺凄いなぁと思います。

 

試奏した印象は、自然なアンプの感じですね。Axeほど「きれいな音!」では無いのですが、真空管アンプの音が飽和する感じや、コンプレッションがかかった粘る感じの音が再現されていて、これは凄いなぁ(笑)と思いました。

エフェクターは他の2期種よりは控えめですが、ギタリストには十分な感じです。

Axeの音は、DAW上でいろんなプラグインを差しまくって綺麗に整えた感じの音ですが、Kemperは生アンプ感が強いです。

 

お値段はパワーアンプなしで23万ほど、パワーアンプありで30万くらいです。ライブメインの人はパワーアンプ有りの方がいいかも。私の用途では無くてもいいかなと思います。(録音メインなので)

LINE6 HELIX

PODシリーズ等で有名なLINE6のハイエンドモデルです。

操作性が非常に良く、液晶画面が鮮明で、編集が非常にやりやすいです。

今日触った機種の中では唯一、その場ですぐカスタマイズできました。本当に画面が見やすく、直感的に操作できます。

音の感じはKemperやAxeと比べるとやや荒い感じで、ギター単体で聴くと気持ちのいい音ですが、やや解像度が低くデジタル感が感じられます。

ちょっと中域が潰れた感じですね、LINE6のクセがある感じです。

しかしプラグインのアンプシミュレーターやPODよりは格段に良いです。Axeと比べると……というレベルですね。

 

お値段はラックタイプ、フロアタイプともに20万くらい、最近発売になったLTというモデルはフロアタイプで13万くらいです。

まとめ

私の今の環境が、練習用のYAMAHA THR10とプラグインのAmplitube4なので、正直どれでも十分すぎるくらいの音にグレードアップするのですが、予算が許せばAxeですね。

Kemperのプロファイリングは凄いなと思うのですが、Axeが一番綺麗で、いい音と感じました。

Axeは綺麗に広がる感じが凄くて、おお!という感じ。でも、現実的に高価すぎるし、Kemperで音を作り込めば大分良くなりそうなので、Kemperにしようかなと思っています。(Dumbleやディーゼルの音も欲しいし)

HELIXは、いい音なんだけどちょっと決め手に欠ける感じでした。少し足せばKemper買えるし。13万のLTで適正価格かな?

 

私は録音が多く、ライブはやらないので、数ヶ月貯金してKemperを導入しようかなと思います。(今のところ)→Kemper買いました!

Suhr(サー)のギターはさすが”ハイエンド”でした。

明けましておめでとうございます。今年も当ブログをよろしくお願いします。

年明け一発目の記事は久しぶりにギターネタ。Suhrのギターを買いました。

 

ギター買い替えすぎ!

ギターは頻繁に買い替えていて、いわゆる機材沼にハマっていたのですが、「思い切って高級な物を替えば満足できるのでは?」と近頃思うようになり、いわゆる”ハイエンドギター”を視野に入れていました。

 

私自身ヴァイオリンはともかく、ギターは家で弾いたりDTMで使ったり、カバー動画を動画サイトに上げる程度なので、分不相応なのでは無いか?と購入後持って帰るあいだも思ったりもしましたが、家で弾き始めたら「もっと早く買えば良かった!」という気分に。。。

 

今まで頻繁に買っていたのはFender系か、またはIbanezなどメタル系の両極端で売り買いを繰り返していたのですが、ハイエンドコンポーネント系は初めてになります。

芯のあるサウンド、ネックの快適さ、見た目の整った感じは流石Suhrです。

特徴

 

購入したのはStandard Pro S2というモデルで、ピックアップはSSHでアッシュボディ、メイプルネック、22フレットのシンプルなモデル。

よく高価なギターはトップに杢目バリバリのメイプルを張っていたりして、綺麗だけどちょっとわざとらしく感じることがあります。

このギターはシースルー塗装のアッシュなので派手さはありませんが、素朴な美しさを感じます。深い青が綺麗ですね。

ボディバックの木目も非常に綺麗です。アッシュボディのコンポーネント系ギターっていいですよね。

 

オカダインターナショナルの正規輸入品です。まあショップで買ったのでそりゃそうですね。

 

非常に便利なロック式のペグとメイドインUSAの表記。スパーゼルタイプのロック式ペグですすが、弦交換やメンテナンスが非常に楽になり、チューニングも安定します。

 

スムーズなアーミングが可能な二点止めブリッジは現代風ですね。

 

1Vol,1Tone、5Wayセレクターのシンプルな配線ですが、5Wayスイッチの角度がストラトとやや違います。最初は違和感がありましたが、すぐに慣れました。

Volのトルクがやや軽いので、ピックアップを変える時に触れて音が変わってしまう時があるので、これは慣れが必要ですね。丁寧に操作すれば問題ないのですが。

 

サウンド、弾きやすさ

サウンドの面ではフロント、センターピックアップは非常に芯があるMLシングルコイルで、極上のクリーンとクランチ。ハイゲインも輪郭が潰れず速弾きをしてもクリアなサウンドです。

リアのSSH+ピックアップはハイパワーで、かつ綺麗な歪み方です。Suhrのピックアップはそれ単体でも非常に評価されていますが、確かに素晴らしいです。ダンカン、ディマジオとは大分趣が違った感じです。

リアのSSH+はフロント、センターのMLとはキャラクターが違い最初戸惑ったのですが、フロント、またはフロント+センターのハーフトーンでバッキングしたあと、リアに切り替えてギターソロを弾く時にブーストが掛かった感じです。ある程度エフェクター無しでも結構ゲイン差があるので、中々便利だと思います。

 

ネックはFenderと比べると薄めのEven C SlimというCシェイプです。薄いことは薄いですが、メタル系のギターにありがちなペラっとした感じではなく、丸みが保たれつつ薄い感じです。操作性が良く、速いフレーズなどでもモタつきが減りました。

とにかく、弾きやすくいい音、というのが徹底されている感じです。

気になるお値段は、、定価40万ですが、大分お安く購入できました。普通に考えれば大金ですが、作りや満足度を考えると良いかなという感じです。

iPhoneXも先月買ったばかりで、しばらく節約生活になりそうです。

弾いてみた動画

このギターを使って弾いてみた動画を撮りました↓

曲はゆずソフト(R18ADVゲームブランド)最新作のキャラソン。ちなみこの声優の沢澤砂羽さんは演技が上手くて、声も綺麗なので滅茶苦茶好きなんですよね・・・名義としては桐谷華としての方が有名だけど、とにかく最近のエ○ゲ声優ではトップクラスだと思います。

この弾いてみたでは、殆どアレンジで弾いているのですが・・・もうちょっと洒落たアレンジが思いつけるようになりたいですね。コードバッキングの合間にちょっとテクニカルなフレーズを挟めたらもうちょっとカッコよく決まるのですが、中々難しいですね。今年はアレンジも勉強したいと思いました。

Bartók Violin Concerto Nr. 2&Augustin Hadelich(オーガスティン・ハーデリッヒ)

バルトークのヴァイオリン協奏曲は2曲あり、今日紹介するのは2番の方。

 

バルトーク・ベーラはハンガリー生まれの作曲家。やや難解な作風で知られている。

ハンガリーやルーマニア等の民族音楽のエッセンスを取り入れた作風で、直感的になんか難しい感じがすると思う。少なくとも日本人の耳には馴染みがない類。

バルトークはメニューインと交友があり、彼のために無伴奏ヴァイオリンソナタを書いていたりする。

ちなみにハンガリーでは、名前の並びが日本と同じで、姓・名の順。あのフランツ・リストも、ハンガリー表記だとリスト・フィレンツになる。

 

このバイオリン協奏曲は、かなり調性や曲調がつかみにくく、分かりにくい曲だと思う。

何度も聴いていれば慣れる、、と思いきや、何度聴いても不思議な感じなので、こういうものなんだと直接理解するのが良さそう。

ソロの演奏の難易度も非常に高く、数あるヴァイオリン協奏曲の中でもトップクラスに難しい。(そもそも練習の時点で、合っているか分かり辛い)

しかし、バルトークは面白いので、是非食わず嫌いせず聴いてほしい。

 

動画のソリストはオーガスティン・ハーデリッヒ。イタリア出身、ジュリアード音楽院出身で、非常に演奏技術が高く安定している。

映像を見ると、顔が怪我してる?と思うのだが、彼は若い時に火事で全身の大やけどを負ったことがあり、そこから奇跡の復活を遂げている(らしい)

個人的な体験から言うと、本当に死にそうな体験をした事がある人はそうでない人に比べて、ある程度超然としている感じがあり、精神力が強いと思う。

 

話が逸れたが、彼はこの30台前半くらいのヴァイオリニスト達で中でも注目株だと思っている。

一つ一つのテクニックが鮮やかで冴え渡っていて、尚且つ音楽性も非常に高い。

パガニーニを弾いても音楽的で、非常に安定している。

彼はよく室内楽団と共演しているが、ヴァイオリンソロと言うより、自分の音を室内楽の一部としてアンサンブルさせているのが面白いと思う。音楽的にも優れている。

 

彼のCDは無伴奏曲集が凄い。

 

最近この感じの記事が多いですが、書いてて面白いので続けようと思います。