冬場の上手な湿度管理、加湿器の選び方

ギター

今年もそろそろ寒い冬の時期ですね。

冬は寒いだけでなく、乾燥するので肌や喉等に不調を感じる方も多いのではないでしょうか。

日本は欧米に比べると多湿な国ですが、それでも冬場は大変乾燥するので、上手な湿度管理が重要になってきます。

また、ギターやヴァイオリン等楽器を演奏する方は楽器のコンディションも湿度で変わってくるので、気をつけなければいけません。

ギターやベースは特にネックの状態が変わってきますね。

今回は湿度の基本的な考え方と、湿度管理の方法、また加湿器の選び方を書いていこうと思います。

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湿度の重要性

部屋の中での最適な湿度

まず最初に、冬場の部屋の中で快適と言われる湿度ですが、

40%〜60%

の間にするのが適切な湿度と言われています。

ちなみに、温度は18℃〜22℃くらいが冬場の室内で最適な温度と言われています。

40%を下回るとインフルエンザウイルスなどのウイルスの活動が活発になり、感染症にかかりやすくなってしまいます。

ウイルスの活動が活発になるだけでなく、唇や喉の乾燥を感じるかと思います。

今年は新型コロナウイルスも怖いので、なんとしても40%を下回らないにしたいところです。

反面、60%以上、70%近くなってくるとすこしジメジメ感を感じるかと思います。

梅雨、夏場は80%を超えたりしますよね。

湿度が高いと体感温度が暖かく感じるため、日本の夏は特に暑く感じるというわけです。

暖房を入れると乾燥する

寒くなってくるとエアコンや石油ファンヒーター等の暖房器具を使う家が殆どだと思いますが、これらの暖房器具は使うと湿度を下げ、乾燥しやすくなります。(電気ストーブは湿度に影響しません)

とはいっても寒い冬に暖房を付けないで寒い状態で我慢するのも健康に良くありません。

最近の研究によると、室温が18℃以下の家で生活していると、健康診断の数値が悪くなったり健康リスクに影響を与えるそうです。

「18度未満の寒い家」は脳を壊し、寿命を縮める 最新研究でわかった室内温度リスク
冬に寒い家に住んでいると、“脳の神経細胞の質”が悪くなるという衝撃的な事実が明らかになった。慶應義塾大学理工学部の伊香賀俊治教授らが2016年から毎年調査を積み重ねるなかで、最新解析では「冬場に1度温か…

楽器の影響は?

このブログを読んで頂いてる方はギターやベース、ヴァイオリンを弾かれる方が多いと思いますが、湿度と楽器の関係も気になりますよね。

ギターやベースは多湿だとネックが逆反りしやすく、乾燥すると順反りしやすくなります。

また、ヴァイオリンは弓の毛が縮みやすくなったり、古い楽器はあまりに乾燥した状態だと割れやニカワの剥がれなども起きやすくなります。

ホールや広い会場で練習したり、演奏しているうちに弓の毛がどんどん張ってくるという経験をされた方も多いかも知れません。

ただ、ヴァイオリンに関しては本場のヨーロッパがかなり乾燥する地域なので、日本においては極度に乾燥する状態でなければそこまで気にしなくても良いかも知れません。

音に関しても乾燥している方が良く響きやすく、ガット弦を使う場合も乾燥している方が使いやすい(というか湿度が高いとほぼ使えない)です。

問題はギターとベースですね。ギター、ベースはネックの状態なども考えてやはり50%は下回らない様にしたいところでしょうか。

温度湿度計などを導入すると目で見えて分かりやすいと思い、自分もこの間導入しました。

12月3日時点の数値ですが、俺の自室はまだ本格的に加湿は必要なさそうです。

冬の湿度管理は加湿器が有効!

というわけで、

冬場は寒いと嫌なので暖房はかかせない、けれども暖房を付けると乾燥する

という問題を解決する必要があります。

そこで必要になってくるのが加湿器です!

加湿器と暖房を有効に使えば、冬場でも快適に過ごせ、健康にも良いというわけです。

ただこの加湿器、値段も安いのから高いのまであるし、種類もたくさんあり、選ぶのが少々難しいかも知れません。

あとは電気代も気になるところです。加湿器、暖房器具両方つけると大分電気代がかかるのでは…という心配もあるかと思います。

そこで、加湿器の代表的な種類をご紹介したいと思います。

加湿器の種類

超音波式

値段が安く、デザインもかわいい、おしゃれなものが多いのがこの超音波式加湿器です。

超音波で水を振動させ細かいミストにして部屋にまくという仕組みです。

後述するスチーム式等とくらべて、ヒーターで水を沸かす必要がなく電気代も安いです。(一時間に付き1.0円前後)

アロマディフューザーとしても使える機種も多いのが特徴です。

欠点としては、手入れが頻繁に必要なことと、水道水に含まれるカルキの汚れが壁などに付きやすいこと、雑菌もそのまま撒き散らしてしまう場合があるということでしょうか。

とりあえず手頃に乾燥を防ぎたい、手入れの手間も苦に感じない、電気代も安い方が良いという方におすすめです。

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気化式

水で湿らせたフィルターに風を当てて湿気を出すという仕組みの気化式加湿器

空気清浄機と一体になっているものはこのタイプが多いです。

超音波式と同じ様に、ヒーターを使わないため、一時間辺りの電気代が0.1円~0.5円と少ないのが魅力。

反面短い時間で湿度を上げるのが苦手、フィルターやタンクの手入れも頻繁に必要といったデメリットがあります。本体の値段もそこまで安くない印象です。

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スチーム式

ヒーターで水を温め、蒸発した湯気で湿度を上げる、という仕組みの方式です。

加湿力はとても高く、広い部屋や一気に加湿したい場合に便利でしょう。

ただ、噴出口が熱くなるためお子様がいる家庭では注意が必要なのと、ヒーターが必要なため電気代が高いといった面も。

電気代は一時間で大体3.5円~7円程度と他と比べてかなり高い印象です。

とにかく加湿力が必要な場合検討してみて良いのではと思います。

ハイブリッド(温風気化式)

ハイブリッド式というのは二種類あり、

気化式とスチーム式を合わせたもの

スチーム式と超音波式をあわせたもの

とあります。

まず気化式とスチーム式のハイブリッド(温風気化式)ですが、こちらは湿度が低いときにはヒーターを使って温めた風をフィルターに送り、湿度が高くなってきたらヒーターを止める様になっているため、気化式のネックであった加湿に時間がかかるという問題を克服しています。

それでいてスチーム式より電気代が安く、加湿能力と電気代のバランスが優れた方式と言えます。

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ハイブリッド(加熱超音波式)

水を加熱することで超音波式で心配な雑菌問題を解決したタイプ。

超音波式の加湿能力で、安心感をプラスしたいときに選ぶと良いでしょう。

加熱だけでなく、独自の殺菌機能を搭載している製品も多いです。

加湿器を上手く使って自分も楽器も健康に!

湿度と健康の関連性、湿度が楽器に及ぼす影響、加湿器の種類などを軽く書いてみました。

暖房をつけた状態で湿度が40%を下回る状態であれば、すぐにでも加湿器を導入したほうが良いでしょう。

コスパに優れているのはやはり超音波式でしょうか。こまめに手入れが出来れば電気代も安めで、デザインも優れているものが多いため、おすすめです。

俺が使っている卓上の超音波式ですが、アロマオイルが使え、ライトの色が変わったりとお洒落で、加湿能力もそこそこあります。

ただ、本格的に乾燥する部屋や、時期によってはもう少ししっかりしたものを使ったほうが良いかと思います。

予算があればハイブリッド式で機能が豊富なものを選ぶと良いかと思います。

しっかり加湿して、今年の冬も元気に過ごしましょう!

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