こんにちは、Yuukiです。
以前実家にいたとき壁に直接穴を開けてギターを壁掛けしていました。
石膏ボードの壁に石膏ボードアンカーを入れてネジ止めするという方法ですが、これは持ち家だからできる話で賃貸の家だともちろんすることが出来ません。
今実家を出て賃貸物件を借りて住んでいますがやはりギターの置き場所が結構場所を取るので壁に掛ける方法を考えたのですが、もちろん壁に直接穴を空ける事は出来ません。悩んだところ同居人のアイデアで壁に木材を突っ張りそこにハンガーを固定すれば……ということで色々調べてましたがかなり実例があるようです。
今回はラブリコというパーツと2×4という規格の木材3本を使って実際壁掛けスペースを作ってみましたが実際「ラブリコ ギター」などで検索するとかなり色々お洒落に作っている事例が出てきます。
今回実際作ってみた手順と必要なものを実際の写真を交えて解説していこうと思います。
こちらが完成図
必要なもの
ラブリコ アジャスター
板を固定するのに必要な部品です。意外と安いです。これを3つ用意しました。2個セットと単品のもので計3セット用意しました。
ギターを引っ掛けるくらいなら標準タイプで大丈夫ですが、大型テレビや自転車を引っ掛ける場合強力タイプが必要です。
ちなみに今回木材の色と併せてブロンズにしましたがホワイトなど色々カラーがあるのでお部屋のテイストに併せて選んでみても良いでしょう。
木材
突っ張る2×4材3枚と天井の保護のために1×4木材一枚を用意しました。
ホームセンターでツーバイフォー材と伝えれば沢山種類があると思いますし、ホームセンターが近所に無い方はネット通販でカットしてもらって配達してもらっても良いと思います。
ラブリコが2×4材用(他のものもあるのかな?)なので必ず2×4材を買うようにしてください。
今回はホームセンターで塗装済みのちょうどよい2×4材があったのでカットしてもらい配達してもらいました。
割と近いビバホームさんで閉店ギリギリに頼んだのに次の日に配達してくれてびっくりしましたね…笑
この2×4材ですが長さをちょうどよくしないと使えないのでここはしっかり計算が必要です。
普通にラブリコだけで天井に突っ張る場合天井高さマイナス何ミリか(ラブリコの種類によって違うので説明書をよく読んでください。)を計算してカットしてもらいます。ある程度調整は出来ますがなるべくしっかりと長さを計算したほうが良いです。
今回は1×4材を天井保護のために入れたので、その1×4材の厚みも計算に入れてカットしてもらいました。
これも実際必要な長さを良く考えて選びましょう。今回ギター3本掛ける事を想定して60センチ幅で設置したので1200mmの木材が必要でした。
あと飾り板をつけたのでこれも実際必要であれば買っておくと◯
イメージを固めて必要な長さ、色、素材を選ぶと吉です
塗料
木材を塗装する場合塗料も買っておきましょう。お好きなものを。
ギターハンガー
今回この安い4個セットのものを用意しました。
しっかりと固定、地震などの災害のときにも安心と考えるとHERCULESなどが良いかと思います。
作業手順
塗装
まず木材に色を塗ります。素の状態で良ければ飛ばしても良いと思います。
ベランダや庭でやると良いと思います。意外と塗料が跳ねるので汚れても良い服でビニールシートを下に敷くなどすると良いです。
ラブリコ装着
次に2×4材にラブリコをはめていきます。
といっても非常に簡単なもので両端にはめていくだけです。
こんな感じでしっかりまっすぐはまればOK。
ラブリコの種類によっては下の部分にスポンジシールを張ったりネジでしっかり止めるタイプなど色々あります。手元の種類の説明書を読んで実際やってみましょう。
壁に板を設置
これはかならず二人以上でやりましょう。一人でやるとかなり危険なので友達や家族に手伝ってもらうのを推奨します。
まずうちでやった手順だと上に保護板が必要でしたのでこれを一人が椅子などに乗って押さえ、もう1人が2×4板を真っ直ぐに立てます。
まっすぐが意外と難しいのでメジャーで数か所測って壁にマスキングテープなどを貼っておくと便利です。
上の板がずれたりするのがかなり難しかったですが、上の保護板が無い場合かなり楽だと思います。
さてまっすぐ2×4板が立てられたらラブリコの調節ネジを回してしっかりと固定します。正面から見て反時計回りに回すと(説明書参照)固定方向に回っていくのでそれでギリギリ壁を傷つけないくらいがっしりと固定します。
2本設置するとこんな感じになります。
2本設置できるとかなり安定しますのでずれてないか、ちゃんと狙った位置に配置できるかを確認し真ん中に3本目を設置します。
3本とも設置できました!
飾り板を設置
飾り板を木ネジで固定していきます。これは好きなデザインを考えて上手いことやると良いでしょう。
私はまっすぐに二枚を少し隙間を明けて4列配置しました。ここから更に棚を作ったり装飾をしたりしようと思っています。
こんな感じです。
この作業はネジをかなり回すので電動ドリル/ドライバーが必須です。
ギターハンガーを設置
この状態でもう柱はしっかり出来てると思うので、あとは好きな位置にギターハンガーを固定して完成です。
ドリルで板に穴を空けてそこに木ネジで固定していきます。
ギターを掛けて完成!
こんな感じで完成しました!
アコギを真ん中、エレキを両サイドに掛けて今日3日目ですがしっかり安定していて大丈夫そうです。
一応ラブリコの調整ネジはしばらく定期的に締め直したほうが良いようです。
おわりに
下準備を彼女がかなりしっかりやってくれたので木材が届いてから2時間掛からないくらいでスムーズに設置が出来ました。
かなりスペース削減になりますし相当部屋の感じもお洒落になるのでおすすめです!
直接壁に固定すると持ち家でも壁に穴を空けてしまうことになりますし、こちらの板を使った方法のほうが断然お洒落ですね。
賃貸で複数ギターを持っている方、スペースを削減したい方、お洒落にギターを飾りたい方は是非参考にしてみてください。
それでは以上、「賃貸でも出来る壁掛けギターハンガーの作り方」でした。