こんにちは、Yuukiです。
KCの6本掛けギタースタンドのGSC150/6を購入しましたのでレビューしていこうと思います。
※中古で購入しましたので細かい部分など現行品と異なります。
KC GSC150/6
仕様
- ギター6本(エレキ)収納可能
- 折りたたんで持ち運び可能、しまうとハードケースタイプに。
- ラッカーでも問題なし
プロの現場で良く使用されているウルトラケースというものがありますが、その雰囲気と若干似ていてコストを抑えたスタンドです。
こちらはウルトラケース、かなりしっかりしていますが価格も凄いです。
使用感
手持ちのギターはストラトタイプ3本とジャンボサイズのアコギ、トラベルミニサイズのアコギが収納可能でした。
アコギは幅をとるので1.5本分くらいのスペースを取る印象ですが、底面部分の仕切りは自由に動かせるので柔軟に配置可能です。
上の仕切り部分は一応板ですが結構柔らかく負担を掛けると折れてしまいそうです。
上手くバランスを取って立てかけるのが最初若干難しく、立て掛けた際の安定性はWarwickのロックスタンドのほうが上に感じます。
ロックスタンドはゴムスポンジ部分が劣化しやすく消耗品という印象で自分も実際何度か廃棄しています。またラッカー対応で無いのでラッカー塗装のギターは別途対策が必要です。
このKCのスタンドはベルベットのような柔らかい素材なのでラッカーも大丈夫だと思います。
ギターとギターの幅は狭めですので取り出す時に注意しないとぶつけてしまいそうです。
上の仕切り板には紐が付いていてボタンで留められるようになっており、ギターを一応固定というか飛び出さないように出来ます。
外側のケースの部分はしっかりしていますが、内部の仕切り部分、上部の仕切り板はチープで正直安っぽく質感は良くないです。丈夫さもあまりなく負担を掛ける使い方をしないほうが良いでしょう。
立て掛けた際の安定性も同価格帯だとおそらくHERCULESなどのほうがしっかりしていると思います。
ただスタンド自体を持ち運び可能、ラッカーも気にせず使える、見た目の雰囲気などを考えるとこのスタンドを使う意味も十分あります。
自宅の用途に限った場合新品で購入するのでしたらHERCULES、またもう少し値段が上がってK&Mのものがありますがそちらのほうが安定性、保護性には優れていると思います。
まとめ
- 安定性、質感はいまいち、ギターの取り回しに神経を使う
- 持ち運び可能、ラッカー対応という点にどれだけ価値を見いだせるか
- 雰囲気は良い
総評するとこのような感じで自宅やプライベートスタジオのみの使用に限った場合は他のスタンドのほうが良いと思います。
あくまで折りたたみ可能で持ち運びが出来るスタンドとしての価値を見いだせる方向けの商品かと思います。
例えば複数本、3本以上のギターを外の現場に持っていくような場合に真価を発揮しそうです。
新品で購入すると意外とそこまで安くなく、正直普通に家で置いておく場合HERCULESやK&Mをお勧めします。安く買うことが出来ればもう少し勝負出来るかな…という印象です。
以上「KC GSC150/6 6本掛けギタースタンド レビュー」でした。