昨今のヴァイオリンケース事情

この間都内の馴染みの楽器店に行ったときに、角型ケースが少ないぞ?と思い店長さんに訪ねたところ、角型ケース、特に布張りの物は全然売れないから置いてないとの事でした。

俺が学生の頃は上手い人は角型ケース使ってるのが当然で、ムサフィアやネグリとかの高級角型ケースに憧れたし、いっときBAMの角型ハイテックケースが爆発的に流行ったこともありました。

ちょっと前には今俺が使ってるリボーニのウノエオットが流行り、結構街で見ることも多かったのですが…

しかし見てみると、ほとんどシェイプ型の、それもカーボンやグラスファイバー製の物が殆どで、同素材の角型はちょっとだけ置いてある感じで布張りのはほとんどありません。

どういうわけか聴いてみると、まず最近は日本の天気が安定せず雨に強いケースが求められてること、

更に言うと、その楽器店では女性の演奏者の方が殆どなので、見た目にもスタイリッシュなのが求められてるみたいでした。

更に言うと女性の場合ケースのゴムの部分がコートに擦れると、コートのその部分が変になってしまったりして、高級なコートが台無しになった!とクレームが入ることがあり、最新式のゴムの部分がないケースを重点的に置いてるとのこと。

あとは映画やドラマで使われるケースが十中八九新素材のケースだと言うことで、ミーハー的な売れ方をしているらしいです…

シェイプ型のケースは楽譜が入らなかったり、耐熱性の問題があったりするが、まあ女性はバッグを別に持ってるだろうから楽譜は問題ないでしょう。

コートが擦れる問題など全く自分は気にしていませんでしたが、確かに最近発売されたケースは工夫されているようでした。

雨は電車移動だと確かに布張りだと濡れると大変ですが、ハードタイプであれば拭けば問題ないし、最近のケースはパッキンがしっかりしてて雨が侵入しないらしいです。

でも俺はやっぱり角型の布か革張りのが良いなーと思っていたのですが、ちょっと心動かされるケースを発見。

BAMのハイテックオペラというケースでポリカーボネート素材、表面が細かい凹凸になっていて、上品な光沢があります。

内装は弓を止める部分が左側にあって何かのときに楽器にぶつからない配慮がされてたり、内装の素材もベルベット調と中々考えられています。

もちろん背面のゴムも無いのでコートも擦れることが無いようです。

重量はなんと1.6kg、とにかくデザインも素晴らしく最近入ってきた商品だが結構売れてるとの事で、確かに俺もこれなら欲しいと思わされる感じでした。

それにしてもBAMは商売がうまいと思います。以前流行ったハイテックの角型ケースから、機内持込可能なケース、合皮張りや毛皮張りの斬新なデザインと、最先端のケースブランドとして地位を確立している。確かにBAMのケースは町中で見かけることがかなり多いです。

しかし10万くらいするので…その価格だったらネグリのミラノが欲しいかな🤔

俺も今のリボーニのケースは猫の毛が付きやすいし、見た目も色あせて汚い感じになってしまってるのでそろそろ引退させたいのですが、やっぱりできれば次も角型ケースにしたいと思っています。

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