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YAMAHA THR10は自宅練習用ベストなギターアンプ

こんにちは、Yuukiです。

 

エレキギターを趣味にしてる人にとっては、

いい音=スタジオの真空管アンプ

という印象があるのではないでしょうか?

 

ライブや録音用には、マーシャル等の真空管ギターアンプのサウンドがベストなのですが、日本の住宅事情では自宅で真空管アンプを鳴らすのは大分難しいと思います。

何と言っても真空管ギターアンプは音が大きい!普通大きい音と言ってもせいぜいオーディオやテレビの音ですが、ギターアンプの音はそれらを遥かに超えた大きな音です。

ドラムの音量に合わせないといけないので、どうしても爆音になってしまうんですね。

 

では自宅でギターを練習する時に皆どうしてるかというと、普通は自宅用の小さい出力のアンプを使って練習します。

しかし、自宅練習用アンプは、どうしてもサウンドがチープになりがちで、迫力のある良いギターサウンドを表現するのが難しい面があります。

Line6のPODなど、アンプシミュレーターは大分音が良いですが、モニタースピーカーやヘッドホン使用が前提なので、やや敷居が高いという人もいるかと思います。

 

そういう、自宅で気軽に練習したい、でもいい音が良い!という需要は大分昔から有ったのではないかと思います。

 

そこで、YAMAHAが2014年にTHRというシリーズのアンプを発売しました。

このTHRシリーズは、従来の自宅練習用アンプでは考えられないほどのサウンド・クオリティで、ギタリストに大人気のアンプとなっています。

 

 

THRアンプの特徴

 

まずこのレトロなルックス。ギターアンプは大体黒の無骨な物が多いですが、このTHR10は昔のスピーカーっぽい感じでオシャレです。

大きさも小さく、写真のモデルはTHR10ですが、ヘッドホンなどと比べてみても小型なのがわかると思います。

 

この見た目なので、音は大したこと無いんじゃないか?と思われそうですが、音も非常にリアルです。

基本的に、アンプシミューレーター系のアンプで、マーシャルやFender、MESA BOOGIEなどの有名アンプをモデリングした音になっています。

よくあるアンプシミューレーター系のアンプは、一皮被った、こもりがちな音が多いのですが、このTHRの音は非常にクリアです。特にマーシャルのモデリングと思われるBRIT HI、LEADのモデリングが秀逸です。

それとリバーブ、ディレイの質が非常に高いです。こんなに綺麗にかかるのは珍しいのでは?と言うほど質の高い空間系です。

つまみはアンプモデリングを選択するつまみ、各EQ、エフェクト、ディレイ/リバーブ、マスターボリューム、全体のギターサウンドのボリューム、USB/AUX接続時のPC音源の音量調節になっています。

 

このつまみから分かる通り、PCやスマートフォンの音源を流して、一緒に演奏する事が出来ます。

練習の際、曲と合わせて練習は必須ですが、それが同じスピーカーから流せるということです。

 

このTHRは、スピーカーがオーディオ寄りの設計になっているので、音源を流してもこもること無く、クリアに再生できます。

他のアンプでもAUX端子で音源を流しながらというのは出来たのですが、音質はおまけ程度で、音楽を聴けるレベルではありませんでした。しかしこのTHRは、音楽鑑賞用としても使えるくらい音がいいです。

ギターアンプとして使わなくても、PCのそばに置くおしゃれなスピーカーとして使っても問題ないくらいの音質になっています。

動画を見た感じでも、非常にクオリティの高い音だということが分かります。

 

電源を入れると真空管を模した電気が付きオシャレですね。これは本物の真空管ではなく、電気が付いてるだけなので、完全におまけ機能です(笑)

 

それと、単三電池8本で6時間の運用が可能です。ストリートで弾いたりもできますね。

録音には不向き

一応USB端子で、オーディオインターフェースとしても使用できます。

CubaseなどのDAWソフトなどでもそのままの音で録音できますが、モニタースピーカーから音をだすことが出来ないので、音楽制作の機材としては使いにくいと思います。録音した時の音はそこまでではない感じ。

あくまでも自宅で、練習やミニセッションくらいの用途として使うのがベストだと思います。

レコーディングはHELIX、AXE FX、Kemper等で行うけど、練習や軽く弾く時はTHR、というプロのギタリストもいるみたいですね。

 

 

ハイゲイン系のTHR10X、ブティック系のTHR10C

私が使っているのは普通のTHR10ですが、メタルやハードロックがメインの人はTHR10X、おしゃれなブティック系アンプの音を使いたい人はTHR10Cという選択肢もあります。

THR10の時点でマーシャル、MESA BOOGIEのモデリングが入ってるので十分ハイゲインも対応できるのですが、もっと拘る人はTHR10Xが良いのかなと。

THR10Cは試したことが無いのですが、マッチレスなどが入っているのだと思います。


ワット数が低く、音量が小さくモデリングが減っているTHR5というのもあります。でもTHR10でも小さい音は出るので、汎用性を考えるとTHR10の方がいいかなと、。

現段階では自宅練習にはこれ一択

値段がTHR10で約30,000円、THR5で20,000円程度と、練習用としてはやや高価な部類に入りますが、非常に汎用性が高く、自宅用と謳っているものでこれ以上のものは無い!と断言できるレベルなので、ギタリストには迷わず買いでしょう。ベースアンプ、エレアコ用アンプも入っているので、ギターメインでベースやアコギも少し弾く人なんかはドンズバだと思います

 

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